教えて！住まいの先生

raums253さん、こんにちは。
早速ですが、私がわかる範囲でお答えしますね。

【質問１】解約の理由を詳細に伝える必要があるか

端的にお答えすると「必要なし」です。
手付金を放棄するのであれば、個人情報を先方に明らかにしなくてはいけない義務はありません。

ただ、先方も会社組織で手続きが必要ですから、そういった意味では何らかの理由は通知してあげたほうがいいと思います。

解約理由が不明だったりあいまいだと、「もしかしたら中途半端なお気持ちのお客さんを急いで契約に誘導したのでは」と、営業担当者たちが上層部に落ち度を疑われるかもしれません。

すると、「これでは上司にうまい報告ができない・・・」と思った営業担当者が、必死になって猛烈な交渉を迫ってきてしまう可能性があります。（彼らも仕事なんで、ちょっと仕方ないですね）

私が過去に存じ上げるケースとしては、離婚等、人に言いたくないことが解約原因なものの、便宜的に「仕事が不安定になりそうで買う気がなくなった」「実家に反対され資金が出なくなった」などの理由を通知されたことがありました。

契約書どおり手付金を放棄されるのであれば、解約理由の審査はありません。

【質問２】病歴の告知について

私も金融機関・保証会社の審査情報について詳しくないのですが（利用者には利用可否しか通知されず、否の理由は一般に公開されません）、まずは医療機関で診断していただいてはいかがでしょうか。

たとえば診断結果が「うつ」だった場合は、心配の種を蒔かないため、お考えのように審査を受けずに手付金放棄を選択される方法があるでしょう。

逆に、体調不良などに伴う軽微な睡眠障害などで特に病名がつくようなものではなかった場合は、ご自身の判断となりますが、審査をお受けになる方法も考えられます。

なお、違約金の発生時期ですが、●月●日と明確に線引きされないことが多いものの、一般的には引き渡し前の登記手続きなどが進んでいた場合に該当するようです。

この時期がいつ頃なのかは物件や会社により異なりますが、来年早々の引き渡しなのであれば、確かにもうすぐ引き渡し準備がスタートし、違約金発生時期になるかもしれませんね。（今週中が本当かどうかはわかりませんが・・・）

解約を通知した場合、まれに、担当者が交渉を目論んで会社にその旨を報告しないことがあります。先方の雰囲気次第で、日付入りの書面で通知するなど明確な手続きをとっておくと安全です。

なお、一般財団法人不動産適正取引推進機構のホームページに、解約に関するＱ＆Ａがいくつか出ていますので、参考に記載しますね。
http://www.retio.or.jp/info/qa4.html

お金が関わることとはいえ、本件がストレスとなり体調が悪化してしまうのが心配ですね。
raums253さんが納得できる結果になることを、お祈りしております。

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