教えて！住まいの先生

①一番最初にすべき事は、あなたとご両親が話し合って
「今後自分たちはどの様に暮らして行きたいのか？」を
確認しておいてください。

あなたが勝手に「立て替え」を選択しても、ほっといてくれ！
と言われてしまえばそれまでですから、まずは本人の意思を
確かめましょう。

全てはそこからがスタートですよ。

②極端に体が弱った場合には、いくら自宅の改修工事をしても
自宅では暮らせない事態もある事を理解しておく事。

ものすごく拘る方の中には、廊下の幅やドアは全て引き戸にして
更にお風呂リフトまで付けて「車いす生活」を考える方もいますが、

介護の内容によっては、家族だけでは面倒が見れないので
施設に入所する方も多いので、極端な「介護対策住宅」を
考える必要性はありませんよ。

下手をすると本人以外の人には「使いづらい家」にもなるので
十分な検討が欠かせませんよ。

③お母さんの状況によっても対応は変わる事。

どこの機能が落ちているのか？ 何をサポートすれば暮らしていけるのか？
は千差万別ですから、医師やケアマネージャーの意見を聞かないと
判断は出来ませんから、ここも確認してください。

④概ね「リフォーム（リノベーションが正解ですが）」に掛ける費用は
同じ規模の「新築」の時の1/3までに抑えておかないと、
お金の無駄使いになりますので、注意してください。

⑤特に体が不自由になると、体温調節の機能も落ちますから
「断熱化工事」がリフォームでも新築でも欠かせませんよ。

僕の得意分野ですから、何でもご相談ください。
「補足」があれば「追記」が可能です。

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リフォームした場合の総額、購入した場合の総額がどうなるかが問題ですね。まずは双方の価格を調べて、その上での判断で良いと思います。リフォーム価格はリフォーム業者へ、購入するなら自宅の売却価格と購入価格を仲介業者さんなどへ依頼し、教えて貰う必要があります。

またリフォームを行う場合には、現在築40年の建物がどのくらい持ちそうかということも勘案する必要がありますね。

また、建物について第三者的なアドバイスを求めるなら、費用はかかりますがホームインスペクター（住宅診断士）に依頼するのがお勧めです。

リフォームをすすめられる、購入を進められるなどの心配がなく、客観的なアドバイスを受けられます。売買価格については言及しませんが、リフォームの相場はおよそつかむことが可能です。

日本ホームインスペクターズ協会
http://www.jshi.org/what/what02.php

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