教えて！住まいの先生

過去の質問内容を拝見致しました。
それを踏まえた上で回答いたします。

いますぐ働かなければならないほどの状況下で無い限り建設業への就職は控えた方が良いです。

【鉄骨鳶】
鉄骨工事専門のとび職です。
テレビ番組で木造住宅を立てている風景がありますが、屋根の上に上っている人がいますよね？
あれの鉄骨版です。
地上数十メートルの所で命綱一本が頼りの仕事です。
数十キロはある重量の鋼材を運ぶ事もあります。
また床板や軽量鉄骨の現場溶接等も行います。
考えられる危険要因として「墜落」や「重量物に挟まれて手・足の切断」や「溶接光による視力低下」や「腰痛」や「痔」が挙げられます。

【足場鳶】
足場専門の鳶職です。
鉄骨鳶と違うのは足場を組立てるという点です。
これも鉄骨鳶と同様の危険が伴いますが、溶接を行わないので視力低下は免れるかもしれません
但し、鉄骨鳶以上に高所での危険度がアップします。
なんせ足場を組立てるんですから、より不安定・不安全な場所での作業になるためです。

【塗装工事】
建築に限った塗装工事業ですが、鉄骨鳶や足場鳶と比較して「墜落」の危険度が一気に下がります。
というのも鳶職は高所作業を行う職業ですが、塗装工事は低所も高所も作業があるために全ての作業が「墜落」に結びつかない為です。
塗装工事は劇薬（ｼﾝﾅｰやﾍﾞﾝｼﾞﾝ)を扱うために体を壊しやすいですね。
また高度な知識を要する為に、一定の収入を得ようと思うと専門学校や大学卒ﾚﾍﾞﾙの知識が要ります。

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楽・・・？ 現場仕事に楽なものはありません。皆さん命がけで働いています。
楽がよければ一日お家で寝ておられたら良いですよ。
職人を小ばかにした質問は駄目ですよ。

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この質問が不快なら

今は設計事務所をやっていますが、昔就職したての頃は現場監督をしてました。

建設業・・・楽な仕事なんてありません。
現場で楽をしようとする人はまず着いていけません。現場は戦場ですから！
気を抜くとけがはするし、上から下から危険な物事が常に起きる場所です。

まずは各職種をしっかりと理解して、「どの仕事が好きになれるか？」を考えてください。
尊敬する職人さんたちは、常に自分の仕事にポリシーを持ち、この仕事は俺にしかできない！といった勢いで
仕事をこなしています。

勇ましき紳士たちに「楽をする」という言葉はありません。

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