教えて！住まいの先生

こんにちは。都内で不動産経営をしている者です。

１）私の場合は、会社経営の経営をして個人の審査を増やし、港区、渋谷区、世田谷区でファミリー向け物件を購入していったのですが、億単位の価格がするマンションの所有者はかなり中年～高齢の方の割合が多くなると思います。私の所有しているマンションの場合は、経営者や個人事業主、士業、芸能人などの割合が多いのですが、外資系金融やコンサルのパワーカップルの方もいらっしゃいます。

２）ただ、今は普通のサラリーマン世帯でも1億円以上のマンションを買っているケースも増えているようですが、その背景には、➀安倍政権で導入された「直系尊属からの住宅取得資金の贈与の非課税」と、②「超低金利で、金融機関が世帯年収の７～8倍までのローンを実行している」ことが大きく影響しているかと思います。

３）特に①の方は、新築物件ですと最高3000万円が非課税になりましたので、少子化で生前贈与を検討している家庭にとっては渡りに船の政策となり、普通のサラリーマン世帯でもこれを使って億ションを購入した世帯は少なくないように思います。

私の場合は全部自腹でしたので、非常に羨ましい制度ですが、昨年4月からは贈与税の非課税の上限が1500万円になりましたので、今後は減っていくと思います。ただ、資産がある親が億ションを購入してそこに子供を住まわせている方もいらっしゃいますので、少子化のせいで、恩恵を被る普通のサラリーマン世帯は今後も減らないのではないかと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

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