教えて！住まいの先生

写真はクロゴキブリの中齢～終齢幼虫です。

※写真多数・閲覧注意
http://www.sankyoremake.com/roach_control_s.html

今のように少し暖かくなってくると、ゴキブリ類の活動が活発化して餌を求めて家に侵入する頻度が上がります。ゴキブリの幼虫は外から入らない・と考える方が時々いらっしゃいますが、とんでもない間違いで、特にクロゴキブリの中齢～終齢幼虫の場合は成虫と同じように侵入してきます。

ゴキブリは巣を作る習性はないのですが、条件がよいと集団で仲良く生活し始め、それを巣と勘違いする人もいます。もしご質問者様宅でそのような集合生活をしていたら毎日見かけて大変なことになりますから、家の中に集団生息している (間違えた表現ですが・巣がある) ということはないでしょう。
ただ、下水道からの這い上がりとか、家の周囲に多くいるなど何らかの原因により外からの侵入頻度が高いようです。たいてい弱って出て来るのはワンプッシュのキツめの薬剤が効いているとか、ご近所で実施している対策に当たっているなどの可能性があると思います。

一般住宅に於いて最も安全で・楽に・高い効果の期待できる方法としてゴキブリ用の食毒剤をおすすめします。
これはたまたま入って来てしまった成虫や、卵鞘が孵化して出てきた幼虫などすべて含めて、臭いで引き付けて毒を食べさせて駆除していきます。
多少時間がかかるので置いてすぐにいなくなるわけではありませんが、最終的には全滅させる高性能なゴキブリ駆除剤です。
最大の効果を得るための注意点がふたつあり、ひとつは食毒剤以外に餌がない (食品カス・こぼれ・食べ残し飲み残し・生ゴミ類がない) 状態にすること、もうひとつはスプレー剤や燻煙剤など空間噴霧する殺虫剤を使わないことです (漂った殺虫成分が食毒剤につくと食べなくなってしまうため)。
このふたつを守ってうまく使用するときわめてよい効果が得られますのでお試しになってみて下さい。

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