教えて！住まいの先生

連帯保証人の場合、家賃が高くなればなるほど収入審査は厳しくなります。
一般に賃借人は家賃の３倍の収入が目安ですが、はっきりと決まりはないものの、保証人は別途に住居費が必要なのでそれ以上の収入を求められることが多いです。

● 国内在住
● 3親等以内の血縁者(従弟はOK・友人はNG)
● 一定の収入がある（パート/アルバイト/年金受給者除く）
● 収入が賃借人よりも多い(1.2倍以上が目安。決まりはなく個々に異なる)
● 年齢が35～60歳未満（が望ましい）
● 職種を問われることもある。

ところで、今は連帯保証人よりも保証会社と契約させられることがほとんどです。
高額物件は一回の滞納が賃貸人にとっても賃借人にとっても大きな負荷となります。
保証会社なら滞納があった場合、本人へも保証人へも賃貸人は取り立てをすることもなく速やかに家賃が振り込まれるので遅れることもなくたいへんよいのです。
保証人が立てられない場合はもちろんですが、高収入の保証人が立てられる場合でも保証会社との契約を入居の条件にしているところが非常に多くなっています。
ここは貸す側も借りる側にとってもメリットはあります。
ただ、実際に滞納があった場合、賃借人に対して、会社にもよりますが保証会社の取り立てはかなり厳しく、それでも支払わない場合は信用情報機関にかんたんに載せられてしまいます。
こうなるとローンもクレジットカードも停止され、新たなカードはつくれず、スマホの機種交換も一括です。
これは完済後も５年〜１０年続き、その間は住宅ローン審査も通りません。

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