教えて！住まいの先生

団塊世代の宅建士です。（元不動産業者）ｂ
その「悪質」業者は、物件の「買主」であるだけなのでしょ？
そして、共有者の一人が売るという話でしょ？

それなら買主の好きなようにさせておけば良いじゃありませんか。
裁判所が、「けしからん、売主は売却せよ」など、絶対にあり得ないからです。
あくまで売主の承諾があってこその売買です。

また、物件全部を売るのであらば、各所有者全員の合意と署名・捺印がなければムリです。
売れません。（ひと口に言って、その業者は「くるっている？」としか捉えようがありません）

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７人も相続人がいたら､いずれ売却しないと収拾がつかないと思います。

・業者に売られたら
➡転売目的しか考えられないので､業者の買取価格は安いです。利益と経費分を差し引き､共有持分だとさらに安くなります。シェア1/7とか2/7だと低すぎて､業者も手を出さないかもしれません。

・自分の納得しない価格なら、無視してれば自分の持ち分を守れるか？
➡買収に応じるか、逆に業者の共有持分を買い取るかの二択でしょう。どちらも応じなければ、裁判所に共有物分割請求訴訟を起こされて最終的に競売になるでしょうから、無視では解決しないです。

・納得出来る価格なら私の持ち分を売却しても構わない
➡まともな金額で持分売却したいなら、共同相続人の中の希望者に買い取ってもらうのが最良です。価格が折り合わない等で調整できない場合には、全員の持ち分をまとめて仲介業者に売却を依頼し、売却代金を全員で分けるのが良いと思います。

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