教えて！住まいの先生

①してもしなくても良い。
建売に入れるのは無意味な気がするし、販売施行元から断られる可能性も高いけど。

②すぐに決まってる。
インスペクターにも予定があるから。
完成したものをチェックしてと言われても何も見れなくない？壁とか全部剥がすのですか？
7月末完成となると既に大半は終わっていますよね？

③当然です。

完成したものチェックしても見れる範囲ってたかが知れてます。
インスペクションの意義は工事現場の過程ごとにチェックすることです。

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この質問が不快なら

新築一戸建ての建売を契約し、ホームインスペクションをいれた者です。

私は現場が動く前に契約が出来ましたので、基礎の段階からホームインスペクションを入れることが出来ました。

さて、ご質問内容について。

①私は経験者として、入れた方が良いと思います。
それは、完成してしまったら手遅れだから。これは注文だろうが建売だろうが変わりません。
注文であれば、この会社なら大丈夫！と思えるところを納得いくまで探すことが出来ますが、建売はそうもいきません。
また現場の人たちも、どこの誰が住むかもわからない家を作っているわけですから、モチベーションが違うと思いますよ。
建築は、本当に細かいところまで気を配らないといけません。そしてヒューマンエラーは起きます。
嫌な顔をされたとしても、自分の家を守るためにも、少しでも完成度を上げたいですよね。
それと、「ホームインスペクションが入る」ということが前もってわかっていれば、現場も気が抜けないでしょう。そういうプレッシャーを与えることにもなります。
私はホームインスペクションに４０万近くかかりましたが、やった甲斐はありましたよ。

②時期は、基礎が始まる前です。場合によっては地盤調査の時点。
今はすでに基礎が終わっているようですが、じゃあもう遅すぎるかといえば、そうではありません。
家は、大事な部分から作られ、埋められ、隠され、もう戻せません。

早ければ早い方が良い。今からでも意味があるインスペクションが出来ます。

例えば、防水処理がしっかりできているかどうか。雨漏りを未然に防ぐ調査になります。
これは、外壁が付く直前の、防水シートの施工が終わった時点で行われます。

それから断熱材の調査。室内側に断熱材の施工をし終えたら、チェックをします。

外壁・断熱が終わったら、もう完成まではあまりチェックする項目がないかも。
最後が完成時のチェックになります。

ホームインスペクションを入れたいことは契約前から相談し、許可を取っていたので、引渡し前でしたが、建売会社営業マンも立ち合いの元、現場に入ることが出来ましたよ。
面白かったな。普通の買主じゃまず入れない現場に立ち入ることが出来ます。貴重な体験が出来ました。

③売主には伝えた方がトラブルがないです。契約前に相談するほうがスムーズでしょう。私もネットで色々調べたところ、言った言わないの水掛け論になったなんて話も見かけたので、契約書にもホームインスペクションを入れる旨を明記してもらいました。

あるインスペクション会社のHPです。
参考になりますよ。
https://www.sakurajimusyo.com/guide/25943/

現場が動き出してるので、あなたも動くなら早い方が良い。

ちなみに私はインスペクションで、

〇基礎の金物の施工が不十分（大きな影響はなさそうだけど、是正してもらいました）
〇基礎の水抜き穴が一か所空け忘れていた（大きな影響はなさそうだけど、是正してもらいました）
〇外壁防水が不十分である箇所が多数見つかった（雨漏りを引き起こす危険個所です。全て是正させました。これをやらなければ、１０～２０年もあればどこかで雨漏りを起こしたと思います。）
〇断熱材の入れ忘れ、断熱材の外れ、断熱材施工不良（袋入りグラスウールの袋破れ、グラスウールと柱に隙間が出来ている）
→これらを是正しなければ、家の断熱性能は落ちます。断熱最高等級なんて、意味がない。

床下調査にて、軽微の水漏れ、配水管の逆勾配、外の配管周りにシーリング追加を依頼。洗面台と壁の際にシーリング追加。

これだけの是正をお願いしました。

これでも、「施工は良好な方です。全体的には丁寧にされていると思いますよ。」という評価でしたからね。

外壁防水と断熱は本当にお願いして良かった…。

自分の経験的に、チャンスがあるなら今すぐ動くことをおすすめします。
お金を掛ける価値は、ありますよ。

そしてもし、何万・何十万もかけて施工不良が見つからなかったら…

それって、無駄な事なんですか？
違います。厳しいチェックの末、問題がなかった。
安心して過ごせるという証拠が出たということです。
それは、価値のあることだと思いますよ。

ちなみに住み始めてから、我が家では漏水が発生しました。
インスペクションを入れて床下漏水を潰していたので、本当の原因（外構側の問題でした）がすぐに見つかって良かったです。
問題がない事を根拠をもって知っているって、重要な事だと思いますよ。

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時期的にはもう遅いぐらいだと思います。

基礎の配筋や仕上がり具合、土台、金物、防水、断熱材の施工等、色々な工程を確認していってもらう必要があります。1回きりの検査では床下、天井裏ぐらいしか見れません。あとは見える範囲で室内の建具等だけです。意味はありますが、肝心の壁内が見れません。

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ホームインスペクションを入れるか入れないかはどちらでも良いと思います。

ホームインスペクションを入れるなら基礎の段階から完成までに何度かチェックしてもらいましょう、完成してから頼むのは意味がないです。

契約日にいきなり言われると売主も対応に困ると思います、契約前に売主に話をしましょう。

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やるなら引渡前の建物立ち合いの時に呼ぶのが良い
売主にも言っておく

まあ、普通はやらないしあまり役に立つとは思えないけどね

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