教えて!住まいの先生

Q 賃貸物件、不動産の対応について至急お願いします。 我が家は二階建ての賃貸物件です。 独居老人がいたのですが、施設に行かれたため空き家となった物件です。

以前は家賃6万の大東建託アパートに暮らしていましたが、支出を押さえたくて地元の社会福祉協議会(以下 社協)に相談に行ったところ、予想外に現在の物件を紹介して下さいました。
子どもの保育園も近く、とてもありがたいです。

大家は社協と連携している不動産屋だそうで、家賃を安くするなどの対応をしてくれるから。とのことで紹介してもらいました。

廊下と台所以外は全室が畳で、エアコンは1階の四畳半に1台のみ。
このエアコン、一昨年の冬に越して来たときに暖房で2〜3回つけてみましたが家の気密性が低いため効きが悪く、すぐにファンヒーターとコタツに切り替えました。

入居前に多少のリフォームはしてありますが、素人が見ても最低限という感じ。
畳はぷかぷかしていて、隙間から地面が見えます。
網戸はサイズが合っておらずすぐ外れたり、網が緩いためすぐに破けたり…たてつけが悪いので隙間があいたりしています。
養生テープ等で補強したりはしていますが、基本的に開けておくことができません。

この物件は家賃3万なのですが、私たちが決めたわけでも交渉したわけでもなく社協の担当の方が設定してくださった金額です。

入居する頃、大家がボソッと
「ここは6万〜7万レベルの物件です。」
と言いました。
その時は住む前でしたので、たしかに二階建てだしそれぐらいはするでしょうね〜と思ってました。
ただ、住んでみると下から湿気は上がってきて襖や障子はふやけるし、畳はすぐにカビだらけ。
前述のような有様で、とてもそんなレベルではないです。

5月、うちの中でシロアリを数匹確認しました。
同時期にネズミの糞も確認しています。
賃貸物件のため、大家に相談すると
「駆除をこちらでやってくれということですか?安くで貸してるんだから自分たちでやってください。」
と言われました。

やってくれなんて頼んでもおらず賃貸物件なので相談しましたと言うと、
「そんなにひどいんですか?そこは家賃10万レベルの家ですよ。」
と。

だから何?って感じですし、だったら尚更対応してくれ。なんなら住んでみろって話なんですがね。
どこをどう取っても10万レベルじゃないですし、以前は6〜7万と言っていたんですがw

先月エアコン運転してみたのですが、まったく動きません。

この大家の対応は普通なんでしょうか?
故意に壊したわけでもないエアコンは私たちが買うまたは修理するべきなんでしょうか?
質問日時: 2024/7/5 09:39:46 解決済み 解決日時: 2024/7/6 21:00:08
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2024/7/6 21:00:08
賃貸物件の問題と大家の対応について、詳しく解説いたします。

1. 賃貸契約の基本的な考え方:

a) 賃貸人(大家)の義務:
- 賃借人(入居者)に使用収益させる義務
- 物件を正常な状態に保つ義務
- 必要な修繕を行う義務

b) 賃借人の義務:
- 賃料を支払う義務
- 物件を適切に使用・管理する義務
- 故意・過失による損傷の修繕義務

2. 具体的な問題点の分析:

a) シロアリとネズミの問題:
- 通常、建物の構造に関わる問題は大家の責任
- 特にシロアリは建物の安全性に関わるため、大家が対処すべき

b) エアコンの故障:
- 通常の使用で生じた故障は大家の責任
- 入居時から効きが悪かった場合、さらに大家の責任が明確

c) 畳、網戸、襖、障子の問題:
- 通常の使用による劣化は大家の責任
- 経年劣化による修繕も大家が行うべき

d) 湿気とカビの問題:
- 建物の構造上の問題による場合、大家の責任
- 健康被害の可能性もあり、重要な問題

3. 法的観点:

a) 民法の規定:
- 第606条:賃貸人の修繕義務
- 第607条:賃借人の修繕の請求権
- 第608条:賃借人の費用償還請求権

b) 借地借家法:
- 賃借人の居住の安定を保護

c) 公衆衛生の観点:
- シロアリやネズミは衛生上の問題があり、行政指導の対象となる可能性

4. 大家の対応の評価:

a) 不適切な点:
- 修繕義務の回避
- 家賃の安さを理由とした責任転嫁
- 物件の価値に関する一貫性のない説明

b) 法的に問題となる可能性:
- 賃貸人としての義務不履行
- 居住環境の悪化による健康被害のリスク

5. 対応策:

a) 文書による正式な修繕依頼:
- 問題点を具体的に列挙し、書面で修繕を依頼
- 配達証明付き郵便で送付し、記録を残す

b) 社会福祉協議会への相談:
- 物件紹介元として状況を説明し、介入を依頼

c) 地域の不動産関連団体への相談:
- 公正な第三者の意見を求める

d) 法的アドバイスの取得:
- 弁護士や法テラスに相談し、法的な対応の可能性を探る

e) 行政への相談:
- 住宅課や保健所に相談し、指導を仰ぐ

f) 修繕費用の一時立替と償還請求:
- 緊急性の高い修繕を自己負担で行い、後日大家に請求する方法も検討

6. 注意点:

a) コミュニケーションの重要性:
- 可能な限り、大家との対話を試みる

b) 証拠の収集:
- 問題点の写真や動画、やり取りの記録を残す

c) 転居の検討:
- 状況が改善されない場合、健康面を考慮して転居も視野に入れる

d) 家賃の相場確認:
- 地域の同等物件の家賃相場を調べ、適正価格を把握する

結論として、大家の対応は通常の賃貸契約における賃貸人の義務を果たしているとは言えません。エアコンを含む設備の修繕や害虫・害獣の駆除は、基本的に大家の責任です。家賃の安さを理由に責任を回避することは適切ではありません。

まずは大家との対話を試み、それでも改善が見られない場合は、社会福祉協議会や法的な専門家に相談することをお勧めします。居住環境の改善は、健康と安全に関わる重要な問題です。粘り強く、かつ適切な手順で対応することが重要です。

状況の進展や追加の情報が必要な場合は、遠慮なくお問い合わせください。​​​​​​​​​​​​​​​​
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質問した人からのコメント

回答日時: 2024/7/6 21:00:08

非常に詳しくかつ分かりやすいご説明をありがとうございます。
参考にさせていただきます。

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A 回答日時: 2024/7/5 10:30:44
大東建託などは、多くが、大東建託所持の物件ではなく、大家さんがいて、大東建託パートナーズなどの管理会社や不動産屋などが間にはいります。
多くが、大家さんから大東建託が一括借り上げしていることが多く、大家さんと直接ではなく、大東建託と話をすることになり、間にパートナーズ(関連企業になるから価値があるかどうかは??でも一応、別会社)や契約時の不動産屋が間に入ってくれるので、相談はしやすい。
でも、今回の話、大家さん=不動産屋ですよね
エアコンなどは、はいった時にあったとはいえ、据え付けひんなのか、先の方の置き土産なのかなど、はいる時に確認してないと、古い物件はもめやすいかも。リフォームなどされていれば、大家側準備のエアコンと判断されるが、古い物は、???であることがあり、借りた側が準備したものだと、修理・買い替えは借りた側になる物件もないとは言いません。 入る時に確認していて、ついているといわれたものなら、大家責任で補修です。
害虫・害獣は大家さん責任です。 ただし、あなたが持ち込んだのなら別です。
相談持ち込むための第三者がない状態なので、独立行政法人 国民生活センター、最寄りの消費生活センター、住まいに関する都道府県の相談窓口、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル) などに一度相談すると、間に入ってくれる可能性は高い。
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A 回答日時: 2024/7/5 10:03:35
うちも、やばい大家ですよ。入居時、ほぼ全ての設備が壊れていた。

不動産などの第3者に間に入ってもらったほうがいい。
全て報告。あとあと面倒なため

不動産が動かないなら不動産を脅せばいい。
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