教えて！住まいの先生

こんにちは。都内で不動産経営をしている者です。

１）親の資産状況次第ですね。施設の入居費や毎月の費用の捻出が厳しい場合は売るしかなくなりますが、不動産以外の資産もしっかりある人は、不動産の資産価値が大きい場合は敢えて売らずに相続する人も多くなります。

２）これは不動産の資産圧縮効果が、金融資産より極めて大きいので、相続税の計算時に有利になるためです。土地や建物の評価額を出す時に相続税路線価や固定資産税評価額に置き換えるだけ時価よりも大幅に低くなるケースが多いののと、「小規模宅地の特例」といって、最大で土地の評価額を8割引きにできる制度もあるためです。

★資産の状況によっては、下手に生前中の打ってしまうと、相続税が莫大になり、大損するケースのあるので、ある程度まとまった資産がある場合は、しっかりと相続税がどのくらいになるか調べてから売るか売らなか判断される方がよいかもしれませんね。

以上、ご参考になれば幸いです。

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