教えて！住まいの先生

建売住宅を3つに絞られたのであれば、もう建売住宅そのものを徹底的に勉強する段階に入ったということです。
家の知識全般ではなく、今候補にある3つの物件について深く掘り下げてください。

私なら特に確認すべきは、以下の4点です。

・断熱性
・気密性
・耐震性
・省エネ基準適合性

これらの性能が数値で示されているかどうか、まずはご確認ください。

もし数値が出ていないとしても、それが問題だというわけではありません。
3つの物件を比較し、◎、○、△といった評価を付けて、一番評価の高いものを選ぶための判断材料にする、という考え方が重要です。

ローコスト建売住宅の場合、アフターメンテナンスや会社の存続性に不安を感じます。
しかし、それ以上に大切なのは、「自分が何を求めて家を買うのか」を明確にすることです。

ローコスト建売住宅が「ダメ」なのではありません。
ただ単に「安いから」という理由だけで購入することが問題なのです。

「安心して快適に過ごしたい」という当たり前の願いを、客観的な数字で示してくれているか。この点は、一度真剣に確認されることをお勧めします。

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