教えて!住まいの先生

Q 建築金物についてどなたかおしえてくださいませ。・・・15KNホールダウン金物を必要としているのに対し、業者が基礎にボルトアンカーを忘れ、設計者がホールダウンプレート10KNを2枚つければいいといっていました。

しかし、ホールダウンとプレートではぜんぜん違う気がして、不安でなりません。はたしてこんなことして良いのか、単純に×2にして倍になるのか、詳しくわかるHPとかあれば教えてください。メーカーのページではわからなくて・・・。
質問日時: 2009/2/17 17:58:11 解決済み 解決日時: 2009/2/19 17:57:11
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2009/2/19 17:57:11
10kn×2は不可です。
10knホールダウンプレートは柱と土台をビスで固定する仕様のものだと思いますが、
柱に対する引き抜き力を土台に負担させられるのは10knまでとされています。
それ以上の力がかかる場合はアンカー等を介して基礎と直接緊結する必要があります。
http://www.kaneshin.co.jp/useful/qa.html#q2
↑Q2に同じ意味の解説があります。

よくあるトラブル(あってはならないことですが、実際は比較的多いトラブルです)ですが、
解決としては一般的に接着系の後施工アンカー(いわゆるケミカルアンカー)を
打つ手があります。
M16のケミカルアンカーの引張強度はメーカーや、施工の仕様によって変わりますが、
おおむね安全率を見込んで18kn程度はあります。

すでに土台が伏せられている場合、穿孔した穴を掃除できないなど、施工不良が
予想されますし、樹脂でアンカーを接着する形式なので、長い年月の中での
樹脂の劣化などの懸念がありますので、私の場合は同じものを柱の両側に取りつけるなど、
耐力に余裕を持たせた指示をするようにしていますが、
理論上はM16×1箇所でO.Kと言うことになります。

開口部との取り合いで、複数設置することが不可能な場合は、柱内に埋め込む形式の
耐震補強金物の施工や、構造計算をやり直して別の補強方法を検討することも
必要になってくると思います。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2009/2/19 17:57:11

ご丁寧に、ありがとうございます。今のうちにだめだとわかって良かったと思います。
じっくり、打合せをしたいと思います。

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