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教えて！住まいの先生

Q 不動産の減価償却について築21年の木造住宅を投資用として購入した場合、耐用年数まで残り1年ですが、その場合は1年で減価償却しなければならないということでしょうか。

実例でその辺りが理解できるサイト等がありましたご教示ください。

質問日時： 2022/6/28 20:31:43 解決済み解決日時： 2022/6/29 06:18:02
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時： 2022/6/29 06:18:02

こんにちは。都内で不動産経営をしている者です。

１）税法上の中古物件の耐用年数の計算式は下記の通りになります。
（法定耐用年数－経過年数）＋経過年数×0.2=耐用年数
＊小数点以下の端数が出た場合には1年未満は切り捨てです。
＊ご参考までに上記の計算式は他の固定資産（中古車など）の減価償却費を計算する時も同じです。

２）実際の耐用年数計算では新築年月から月単位で計算しますので、仮に20年10ヵ月（つまり250ヵ月）経過している建物の場合は、

（22年×12か月ー250ヵ月）＋250ヵ月×0.2
＝（264ヵ月ー250ヵ月）＋50ヵ月
＝14ヵ月＋50ヵ月
＝64ヵ月
＝5年4ヵ月
なので、1年未満の4ヵ月を切り捨てて耐用年数は5年になります。

以上、ご参考になれば幸いです。