教えて!住まいの先生

Q 一軒当たりのボイラーの残り湯(平均約10リットル)が無駄に屋内や周辺を温めているので、この熱量は、温度40℃の残湯10リットルが気温30℃に100kcal与えることと同じ。

また、日本の総世帯数は、2023年時点で約5445万2000世帯なので、年間の残湯の熱量は、100kca/日×5445万2000世帯×365日=年間1.987498e+12kcal。
日本の面積は378,000 km²。
温度観測所の高さは、日本では、気象庁が1.5メートルを基準なので、その高さでの日本の体積は、378,000 km²×1.5メートル=567000000000m3より、
(1.987498e+12kcal)÷0.288kcal÷567000000000m3=12℃。が海上や高さ方向に伝播するが、この年間上昇温度12℃のうちの一部が温暖化に寄与すると思いませんか?
【参考に】
1立方メートルの空気を1℃上昇させるのに必要な熱量は、約0.288kcalです。
質問日時: 2025/7/6 23:41:20 解決済み 解決日時: 2025/7/12 01:04:33
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2025/7/12 01:04:33
計算の基となる考え方に根本的な欠陥があります

まず、地球はエネルギー的には「開放系」であり、常に太陽からエネルギーを吸収すると同時にほぼ等量のエネルギーを宇宙に放出します

このエネルギーの継続的な流れは単位面積(m²)・単位時間(s)あたりのエネルギー流量(Wm⁻²)で表されます

つまり地球温暖化は、加熱だけでなく放射冷却の流れの上で温度が上昇するプロセスであることを、しっかりと頭に入れる必要があります

質問にある全世帯の年間の残り湯の熱量はカロリー計算となっていて、これは熱を単純に加算しているだけで冷却のプロセスが全く考慮されていません

「残り湯モデル」はエネルギー的には冷却がない加熱だけの「半導系」と呼べるものです

これは明らかに物理法則に反します

そもそも、エネルギー流量(Wm⁻²)と熱量(カロリーまたはジュール)は全く異なる物理単位ですので、相互に比較することはできません

もう一つは、地球温暖化の余剰熱の約9割は海洋に蓄積されている点です

パーセンテージの内訳は以下の通りです

・海洋:91%
・陸地:5%
・氷圏:3%
・大気:1%

よく引用される分かりやすい例を挙げます

温暖化により2019年の全海域の水深2000mまでの平均海水温は1981年〜2010年の平均を約0.075℃上回っています

たった0.075℃とも思えますが、海水温をこれほど上昇させるには約228ゼタジュール(ゼタは1兆の10億倍)もの熱量が必要になります

広島型原爆に換算すると36億個分にもなり、これは24時間365日毎秒4個半の原爆の熱量を25年間休みなく放出させ続けた時の熱量に相当します

つまり、地球温暖化の熱が大気に現れる部分は氷山の一角でしかないのです
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