教えて!住まいの先生

Q 家の断熱について。 築7年の木造住宅を中古で購入しました。 2階が夏は暑く、冬は寒いです。 外壁と屋根はガルバニウム鋼板で、窓はペアガラスです。

夏に2階が暑いことについて、知人からは窓が原因だと言われました。
内窓をつけたら劇的に変わるというアドバイスでしたが、本当にそうなのでしょうか。
1階も2階も同じ窓を使っていて、窓の面積も同じくらいです。
窓が原因ならば、1階はなぜ暑さ寒さがひどくないんだろうと疑問に思っています。
また、暖かい空気が上に逃げるため、一般的には冬は1階が寒いという話を聞くので、1階よりも2階の方が寒い理由もわかりません。

もしも本当に窓が原因ならば、補助金を使ってリフォームも考えたいのですが、リフォームしても改善しなかったら…と考えてしまいます。

建築の資料によると断熱材は、
屋根下天井部:アクアフォーム 厚100mm、遮熱断熱材ラミパックSD-W8mm
外壁部:アクアフォーム 厚75mm
外気に接する床下部:アクアフォーム 厚115mm
となっています。

原因として可能性が高いのはどこでしょうか?
質問日時: 2025/12/6 12:41:11 解決済み 解決日時: 2026/2/5 16:54:16
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2026/2/5 16:54:16
過去、軽量鉄鋼造と木質系の両方の工法を取り扱う住宅メーカーに勤務(10年間程度)しておりました。
現在はその時の経験を活かして断熱材メーカーに勤務しております。
他の方がおっしゃっている通りお家の断熱性能は現在UA値で住宅の断熱性能を示す数値となり、外皮(壁・屋根・窓など)から熱がどれくらい逃げやすいかを表します。値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高く省エネで、夏は涼しく冬は暖かい快適な家になります。
逆に言えば家の中に熱源(冷暖房機器)がなければ上記の様な性能があっても暑い、寒いが発生します。
あくまで性能の良い家は熱が逃げにくい冷暖房効率の良い家と置き換えられます。
では今回の原因はどこにあるでしょうか?
あくまで予想ですがポイントが2つあると思います。

ポイント①建物全体の断熱性能と建築立地
築6年との事でご質問者様ご自宅の性能はいかがでしょうか。アクアフォームを使用する事で通常のお家より気密性は高まりますが、断熱材そのものの厚みはどうでしょう。
最新の断熱等級に換算するには断熱材の種類・厚みの他、開口率や窓性能、間取り、大きさを設計士が計算する必要がある為難しいですが、ひとつ前の省エネルギー対策等級4の仕様基準ならおおよその性能が表せます。
(最新の断熱等級では無いですがこちらをクリアすれば最新の断熱等級4になるかと思います。)
詳細は省きますが・・・
(詳細はこのかたのブログがわかりやすいかと思います。よろしければご参考ください
https://klosemyhome.com/insulation-thickness-for-grade4/)

アクアフォームの熱伝導率をここでは現在の最新の性能である0.033W/(m・k)と仮定します。
(これは最新のアクアフォームですがアクアフォームNeoならさらに高性能(0.021 W/(m・k))となりアクアフォームliteなら性能は低く(0.036W/(m・k))なります)

そこから厚みを元に熱抵抗値を計算しました。
※熱抵抗値は数値が高ければ性能が高い事を示します
質問者様のご自宅
屋根下天井部(屋根断熱):アクアフォーム 厚100mm
→熱抵抗値3.03 ㎡・K/W
外壁部:アクアフォーム 厚75mm
→熱抵抗値2.27㎡・K/W
外気に接する床下部:アクアフォーム 厚115mm
→熱抵抗値3.48 ㎡・K/W
サッシはペアガラス
(6年前ですとアルミサッシでは無くワンランク上のアルミ樹脂複合サッシではないでしょうか?)

省エネルギー対策等級4の仕様基準必要熱抵抗値
屋根下天井部(屋根断熱):
→熱抵抗値4.6 ㎡・K/W
外壁部:
→熱抵抗値2.2㎡・K/W
外気に接する床下部:
→熱抵抗値3.3㎡・K/W

この結果数値だけで判断すると断熱材の種類・厚みに誤りがなければ屋根の断熱性能が少し弱い様に感じます。または、他(窓等)で補っている可能性があります。
お住まいエリアが少し寒いエリアになると今以上に寒暖差を感じられるレベルかと思います。
こればかりは建築した時期の断熱基準によるものがある為、最新のものに比べると違い出るのは仕方がない事かと思います。
(※すいません、製品種類の詳細が不明の為一般的に多用される仕様で考えてみました。
断熱は種類があるので仮にアクアフォームNeoを屋根断熱材に使用していれば熱抵抗4.76 ㎡・K/Wとなる為基準をクリアします。
また住宅メーカー施工ならその他窓など強化すれば基準がクリアとなります。
ご質問者様のお家性能が必ず低い、ということは無く、現在の断熱等級に厳密な基準が設けられた為どうしても今の基準と比較すると・・・と、言ったものになります。
また、全ての部位でアクアフォームNeoを採用していた場合はかなりの性能向上となります。)

ポイント②建物の使用状況
ちなみに自宅は5年前に大手住宅メーカーの軽量鉄骨造築15年の中古を購入しています。
断熱性能は当時、最新の次世代省エネ基準(平成11年基準)で、場所は埼玉県南部の東京と県境です。
コスパと性能、オプション設備の充実さで選んだので後悔はしておりませんがやはり寒いですね(笑)
まさに本日なんて暖房をつけないと寒くて過ごせません。
自宅の断熱仕様は・・・
天井 ロックウール100㍉
→熱抵抗値2.63㎡・K/W
外壁 ロックウール65㍉+ポリスチレンフォーム17.5㍉
→熱抵抗値2.33㎡・K/W
1-2階間 ロックウール65㍉
→こちらは吸音材ですが熱抵抗値1.71㎡・K/W
1階床下(床暖房がある為) フェノールフォーム100㍉
→熱抵抗値5.00㎡・K/W
アルミサッシ(一応内部に断熱樹脂内蔵)
ガラスはペアガラス(一部LOW-Eガラスです)
軽量鉄骨造の為、多分気密性は良くないです。
となっており見ての通り天井の性能が低いことがわかり、一応、これでも断熱メーカーの端くれの為、DIYで天井に+ロックウール200㍉(熱抵抗値5.26㎡・K/W)を追加しています。
この様にしても自宅は質問者様と同じ状況です。

夏と冬2階が暑く、寒い理由は
外気に触れる面積の違いと人の滞留時間が長い生活主体の部屋(例えばLDKなど)場所が関係します。
まず2階は1階と同じ間取りでも外気に触れる面積に屋根も含まれ、かつ、屋根裏に滞留熱が溜まる為、地中熱に触れる1階床・基礎よりも外気に触れる面積が大きいです。

・その為夏場、屋根に当たる直射日光と相まって2階は特に暑くなります。1階は側面しか日が当たらず近隣の建物やバルコニーの出によって直射日光を遮断できこれにより温度差が生まれます。
(多分エアコンをつけるとすぐ涼しくなり一度冷やせば、少ないエネルギーで室温を維持できます)

・そして冬場は夏と同じ話になりますが、外気に多く触れる2階は冷えますが、今度は、逆に、日差しによって暖かくなる場合があります。
では今回、何故1階があったかいのか?
質問者様のご自宅のLDKは1階でしょうか?
もし1階なら家族が多く滞在するのもその場所ではないでしょうか?
もしくはベタ基礎、又は、基礎断熱を採用してますでしょうか?
そうなると、暖かい理由は、人が多く滞留してエアコンや暖房機器を使う事と外気が触れる面積が少ない事で保温性がます(場合よっては基礎断熱だと尚のこと温度ロスが少ない)為などが挙げられますがもう一つ理由があり人がいるからというのもあります。
昔住宅メーカーの研修で習いましたが、人も熱を発する熱源となる為、人が集まる場所や少人数1〜2人いるだけでもやんわり暖かくなる傾向があります。
この様な理由から
1階が暖かく、涼しい、
2階は寒く、暑い と言った事が発生する可能性があります。

原因としては難しいのですが・・・
建物全体の断熱性と言うことになります。
ただ誤解が泣き様に伝えると断熱性を上げても熱源が無いと暑い、寒いは変わら無い事、人の感覚は難しく本当に住宅展示場の様に家中均一した暖かさとなると極論、断熱リノベ+全館空調が必要となります。
そうなると非常に高額になる為、現実的では無く、実際には天井断熱材の敷増や内窓リフォームが現実的な案だと思います。
ただ、内窓リフォームは
・窓からの冷気がくる
・結露が酷い
・窓が多くて冷暖房をつけても効果を感じない
と言ったご家庭では効果を実感できるそうですが、それ以外の場合はやはり人の感覚より、あまり効果を感じにくいという方が結構います。
ただ、現在は補助金が多い為、とりあえず試しでお値打ちに設置すると割り切って仕舞えば、設置には良い時期かと思います。

ちなみに我が家は内窓リフォームを検討しましたが現在保留中です。理由として
天井の断熱リフォームを行ったが遮音性は増したが断熱効果はあると思うが感じにくいと実感してます。
(断熱材を+200㍉敷増して北海道の対応基準以上にしました。業者に見積もったら約30万と高額でしたので自社断熱材を用意してDIYしました。
正直DIY=0円なので良いですが、業者にやってもらった場合、寝る時しか2階を使わない言う事もあり、30万円分の効果は分かりにくいです(・_・;))
多分、内窓リフォームをしてもこの様な感じで現時点で結露や隙間風の無い自宅では効果の有無を感じにくいのでは?と思い躊躇しております。
なお、妻からは開け閉めが面倒くさい、サッシ間にゴミが溜まる、サッシ追加により枠が追加され、室内側の見た目が悪くなる事を懸念されています。
また、トヨタホームとパナソニックホームズが共同開発でリフォーム用全館空調を発売しました。
1階のみと、1・2階全館を選べるとの事で金額を確認しましたが、36坪、築15年だと一部断熱強化も必要なら様で、
・1階のみタイプで約300万円
・1・2階全館空調タイプで約500〜650万円
と恐ろしく高額で検討すらしませんでした。

対策としてですが
DIYができるなら天井点検口から屋根裏に入り繊維系断熱材(グラスウール)などを引き込む事をお勧めします。(天井と屋根断熱で熱遮断効果が期待できます)
難しければ、窓に断熱遮熱スクリーンや断熱レース又は断熱ドレープカーテンを設置して様子を見るのもアリかと思います。
なお自宅は天井の断熱敷増と1階は夜シャッターを閉める為、昼間は遮像・断熱レースカーテンを使用しています。
通常のレースよりも窓側のひんやり感と熱感はかなり緩和される為、現状はこちらで対応しています。

長文で申し訳ありません。
ご参考になると幸いです。
(下記写真は屋根裏に断熱材をDIYで敷増した時のものです)
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A 回答日時: 2025/12/7 22:58:21
2階だけ熱いのは日射で屋根が温まってその熱が天井から降りてくるケースが多いです。
対策としては屋根断熱または天井断熱を足すのが一番有効です。
もちろん窓が原因の場合もありますが、その場合は暑さ対策としては内窓よりは日差しやシェードがお勧めです。(内窓は寒さ対策の効果は大きいです)
他には太陽光パネルを載せる、遮熱塗装をするなども多少の効果はありますが、暑さ対策のためだけにやるのはお勧めしないです。
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