教えて!住まいの先生
Q 借家やアパートではお葬式は不可ですか?
さきほどのこと知人の母親が亡くなったのですが
大家さんから遺体を物件の室内に持ち込むことを拒否され
仕方なく、とりあえずお通夜と告別式の段取りが決まるまで
病院と提携してる葬儀屋さんの倉庫に預けてきたそうです。
借家やアパート住まいの場合にはお通夜やお葬式などで
賃貸してる物件に遺体を持ち込むのはいけないのでしょうか?
たしかに大家さんの気持ちも理解できます。
誰でもそこに遺体が寝たと判れば、そんな物件は借りたくない
でしょうし部屋が線香臭くなったらイヤでしょうから。
また、亡くなった母親と同居していた息子さんは何日以内に
物件を明け渡して退去しなければいけないのでしょうか?
不動産の賃貸契約は相続の対象とならないため出来るだけ早く
その物件から退去しなければいけないらしいのですけども
まだ死亡診断書をもって市役所で除籍手続きと火葬の許可など
目先のことを順番にこなすだけで精一杯のようです。
息子さんにいま現金の持ち合わせがないため、葬儀に最低限
必要なお金を明日の朝から知り合いに借りにいくということです。
大家さんから遺体を物件の室内に持ち込むことを拒否され
仕方なく、とりあえずお通夜と告別式の段取りが決まるまで
病院と提携してる葬儀屋さんの倉庫に預けてきたそうです。
借家やアパート住まいの場合にはお通夜やお葬式などで
賃貸してる物件に遺体を持ち込むのはいけないのでしょうか?
たしかに大家さんの気持ちも理解できます。
誰でもそこに遺体が寝たと判れば、そんな物件は借りたくない
でしょうし部屋が線香臭くなったらイヤでしょうから。
また、亡くなった母親と同居していた息子さんは何日以内に
物件を明け渡して退去しなければいけないのでしょうか?
不動産の賃貸契約は相続の対象とならないため出来るだけ早く
その物件から退去しなければいけないらしいのですけども
まだ死亡診断書をもって市役所で除籍手続きと火葬の許可など
目先のことを順番にこなすだけで精一杯のようです。
息子さんにいま現金の持ち合わせがないため、葬儀に最低限
必要なお金を明日の朝から知り合いに借りにいくということです。
質問日時:
2010/12/1 23:25:24
解決済み
解決日時:
2010/12/7 16:35:55
回答数: 2 | 閲覧数: 4677 | お礼: 25枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2010/12/7 16:35:55
坊さんです。借家やアパートであっても一般には(多くの事例では)普通にお葬式(通夜・葬儀)を行うことは出来ます。もちろん大規模なものはありませんが、小規模な「親族のみで一般会葬者なし」~「一般会葬者30名程度」の葬儀ならアパートに伺って行ったことは何度もあります。借家やアパートのご自宅で(病気等で死因がはっきりして)亡くなった場合もありますし、病院等で亡くなったりしてお住まいだった借家やアパートにご遺体を搬入して行った場合もあります。
ご質問ではその知人さんの母親がその借家又はアパートに同居されていたのかが不明ですが賃貸借契約の話しが出ていますので同居されていた契約当事者さんだと思いますので、その大家さんのご遺体搬入拒否はあくまで法律的には「強いお願い」の範囲内と言えます。(賃貸借契約に特約として明記した約定があれば契約上の拒否権になりえますが、一般にはそのような契約の事例は無いものと思慮されます。)
なお、住宅の賃貸借契約は一身専属的な特段の特約の無い限り、通常は債権債務として相続の対象であり法定承継となるはずです。このことは大正13年3月13日の大審院判決(当時の最高裁)の判例で確立されており「賃借人が死亡した場合、同人の有していた賃貸借上の権利義務は、相続人に承継される。」のは一般原則です。この原則でも困ることが生じることがあるとすれば、1.相続人が複数人である場合に誰が相続したのかを明確にする必要があること。2.連帯保証人は、当該賃貸借契約に関して故人である貸主と契約した保証契約を引き継ぐ必要があるのですが、保証人が保証会社では無い個人の場合には人間関係でつながっており法律上と関係なく拒否されることがあるぐらいです。
なお、賃貸借契約に、この賃貸借契約は契約者の死亡によって消滅し相続の対象としない旨特約があればそれは有効なので相続の対象になりません。また公営住宅の場合にも入居者死亡では「公営住宅は低所得者等の一定の条件を具備するものに限定し社会福祉の増進に寄与することを目的として提供するものであるから、その相続人は当該公営住宅を使用する権利を当然に承継するものではない。」との平成2年10月18日最高裁判例があるので相続人の資格要件があります。
経済的に大変そうですが、葬儀屋さんの倉庫に預けても預かり料が1日2万円程度要するでしょうから、早めに予約できる火葬場を見つけてとにかくまずは火葬を早く済ませることをお勧めします。先日の私のご縁のあった事例でも、私の市内は火葬場が混雑で4日待ちでしたので、火葬料が高くなっても市外の民間火葬場を選択し翌日火葬しました。火葬料が倍額以上ですが、預かり日数が1日で済んだ分6万円浮きましたので市営火葬場で行うより総額は安くおさまりました。葬儀社さんに費用を抑える方法を相談すべきです。
ご質問ではその知人さんの母親がその借家又はアパートに同居されていたのかが不明ですが賃貸借契約の話しが出ていますので同居されていた契約当事者さんだと思いますので、その大家さんのご遺体搬入拒否はあくまで法律的には「強いお願い」の範囲内と言えます。(賃貸借契約に特約として明記した約定があれば契約上の拒否権になりえますが、一般にはそのような契約の事例は無いものと思慮されます。)
なお、住宅の賃貸借契約は一身専属的な特段の特約の無い限り、通常は債権債務として相続の対象であり法定承継となるはずです。このことは大正13年3月13日の大審院判決(当時の最高裁)の判例で確立されており「賃借人が死亡した場合、同人の有していた賃貸借上の権利義務は、相続人に承継される。」のは一般原則です。この原則でも困ることが生じることがあるとすれば、1.相続人が複数人である場合に誰が相続したのかを明確にする必要があること。2.連帯保証人は、当該賃貸借契約に関して故人である貸主と契約した保証契約を引き継ぐ必要があるのですが、保証人が保証会社では無い個人の場合には人間関係でつながっており法律上と関係なく拒否されることがあるぐらいです。
なお、賃貸借契約に、この賃貸借契約は契約者の死亡によって消滅し相続の対象としない旨特約があればそれは有効なので相続の対象になりません。また公営住宅の場合にも入居者死亡では「公営住宅は低所得者等の一定の条件を具備するものに限定し社会福祉の増進に寄与することを目的として提供するものであるから、その相続人は当該公営住宅を使用する権利を当然に承継するものではない。」との平成2年10月18日最高裁判例があるので相続人の資格要件があります。
経済的に大変そうですが、葬儀屋さんの倉庫に預けても預かり料が1日2万円程度要するでしょうから、早めに予約できる火葬場を見つけてとにかくまずは火葬を早く済ませることをお勧めします。先日の私のご縁のあった事例でも、私の市内は火葬場が混雑で4日待ちでしたので、火葬料が高くなっても市外の民間火葬場を選択し翌日火葬しました。火葬料が倍額以上ですが、預かり日数が1日で済んだ分6万円浮きましたので市営火葬場で行うより総額は安くおさまりました。葬儀社さんに費用を抑える方法を相談すべきです。
質問した人からのコメント
回答日時: 2010/12/7 16:35:55
先に回答していただいた namu_amida_butuさんをBAといたします。
葬儀はなんとか通夜なし告別式なしで直接に斎場へ搬入ということになり
なんとかすることができました。今後のことは役所に相談しています。
回答
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A
回答日時:
2010/12/2 22:06:58
もしかして、お母さん一人ということで、もともと
すんでいるお部屋を契約していたのではないのでしょうか?
あとから息子さんが頻繁に寝泊まりするようになったとか。
(最初は息子さんはどこかほかん所に住んでいたとか)
それだと大家さんの言ってることは正しいです。
それから、遺体をお部屋に持ち込むなというのは
よくわかりませんが、
のちのち棺桶に入れて運び出す時に出せない可能性があるからとか?
遺体って、時間がたって動かすと体液が出てしまうこともあるんですよ。
それから、お金がないのに借りてまで葬儀(セレモニー)をしっかり、おこなうのですか。
私だったら直葬や密葬、家族葬にしますけど。
直葬だって、きちんとお経は上げますし
お線香だって供養の花だってあげるんですよ。
返せない金を借りて路頭に迷ってまで
葬儀をあげてほしくないんではないでしょうか、お母様。
私がお母様の立場だったら、直葬でたとえしても
心がこもっていて、母をしのんで送り出してくれればいい、そう息子に思います。
直葬は区役所や市役所、公営の火葬場
あるいは検索サイトで火葬と入力すれば出ますよ。
火葬プランだったら安ければ15万円前後、それにお花代1万円ぐらいプラスして
しっかりお葬式らしくできますよ。
ポイントは生前、病院代でお金を使い果たしたから
20万円しかないとかしっかり上限予算を伝えて
その範囲で執り行ってもらうことです。
間違ってもお任せしますは禁句。
さいごに、おかあさまは、息子さんがお金がなくて借金までこさえて
路頭に迷うことだけは間違っても望んでいないということです。
すんでいるお部屋を契約していたのではないのでしょうか?
あとから息子さんが頻繁に寝泊まりするようになったとか。
(最初は息子さんはどこかほかん所に住んでいたとか)
それだと大家さんの言ってることは正しいです。
それから、遺体をお部屋に持ち込むなというのは
よくわかりませんが、
のちのち棺桶に入れて運び出す時に出せない可能性があるからとか?
遺体って、時間がたって動かすと体液が出てしまうこともあるんですよ。
それから、お金がないのに借りてまで葬儀(セレモニー)をしっかり、おこなうのですか。
私だったら直葬や密葬、家族葬にしますけど。
直葬だって、きちんとお経は上げますし
お線香だって供養の花だってあげるんですよ。
返せない金を借りて路頭に迷ってまで
葬儀をあげてほしくないんではないでしょうか、お母様。
私がお母様の立場だったら、直葬でたとえしても
心がこもっていて、母をしのんで送り出してくれればいい、そう息子に思います。
直葬は区役所や市役所、公営の火葬場
あるいは検索サイトで火葬と入力すれば出ますよ。
火葬プランだったら安ければ15万円前後、それにお花代1万円ぐらいプラスして
しっかりお葬式らしくできますよ。
ポイントは生前、病院代でお金を使い果たしたから
20万円しかないとかしっかり上限予算を伝えて
その範囲で執り行ってもらうことです。
間違ってもお任せしますは禁句。
さいごに、おかあさまは、息子さんがお金がなくて借金までこさえて
路頭に迷うことだけは間違っても望んでいないということです。
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