教えて!住まいの先生

Q 耐震実験をバンバンやっているような大手メーカーと地場工務店、同じ耐震等級3でもやはりそれなりの差があるのでしょうか。

現在愛知県で新築戸建てを計画中です。土地柄地震対策についつはかなり気になるところです。
大手の中でもまだ手が出る価格帯のセキスイハイムで話を進めていますが、私達の予算では30坪の家でも精一杯なレベル。コンパクトなLDKに賃貸の今より狭くなりそうな洗面脱衣…贅沢は言えませんが折角の戸建てなのにと思ってしまいます。
一方地元の工務店であれば、耐震等級3と長期優良住宅仕様でも予算内で希望の間取りが取れるので、かなり気持ちが傾いています。

しかし熊本の地震で倒壊したのはほとんど地場工務店の家、長期優良住宅の新築でも倒壊した、何だかんだしっかり建っていたのは高級メーカーの家、そういった話を耳にすると工務店で建てるのも悩んでしまいます。
ハイムは全壊半壊ともに0だそうです。
工務店の営業マンは、三階建てなら正直鉄骨を勧めるが、二階建てなら木造と鉄骨でそこまで強度の差は出ない。色々諦めてハイムを選択するのは勿体ない気がすると言いますが…実際のところどうなんでしょう。素人にはわからないことだらけです。

ハイム 30坪 総タイル外壁 太陽光蓄電池 全館空調 保証60年 土地諸経費等全て込みで4900万
地場工務店 34坪 高耐久サイディング 制振ダンパー 耐震等級3 長期優良住宅 設備低グレード 気密断熱そこそこ 保証10年 4400万

みなさまならどちらを選びますか。
質問日時: 2021/3/17 14:20:34 解決済み 解決日時: 2021/3/24 10:33:34
回答数: 9 閲覧数: 750 お礼: 50枚
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2021/3/24 10:33:34
九州は台風など横殴りの雨が多いので瓦屋根だと雨漏りするんですよ。それと白アリが猛威をふるっている地域でもあります。
地震に強い家を考えるときに、何とか工法のほうがいいだとか、耐震、制震、免震とか、なんだかんだ言うけど、どんなに建物を強くしても、雨漏りで柱が腐れば、シロアリに食われたら、強度はなくなる。
熊本地震で倒壊した家は、大半がシロアリや雨漏りで構造がやられていたといわれています。もしくは、施工不良ですね。今は耐震基準も引き上げられ、金物も進化していますから、だれが施工してもそれなりに安全に建てられているのではないかと思います。

シロアリや雨漏りという意味では鉄骨というのは確かに強い。でも大空間とかにすると2階は揺れます。家具に押しつぶされないように考えることも大事ですね。
しかし鉄骨はヒートブリッジが起こりやすく、結露などの問題もあります。
全館空調で鉄骨造となると、ランニングコストがかなりかかるのではありませんか?家というのは建てる時の費用だけではなく、30年後までにかかる総金額で考えないと、本当のコストというのは見えてきません。
例えば瓦屋根は高いけどメンテナンスがいらないので長い目で見たら安いサイディングよりもお得だったりします。でも軽量防災瓦といえども重たいので、地震には弱いですね。平屋とか二階部分が小さいとかならいいと思いますが。
ちなみに大手の鉄骨造の家は雨漏りのトラブルが多いです。検索してみるとたくさんヒットしますよ。

あと木造だろうと鉄骨だろうと、地盤が割れたらおしまいです。そこには住めません。いくら地震に強い家を作っても運もありますね。だからどこまでお金をかけるのか。倒壊しない=住み続けられる、ではありません。ほかの人も言うように、大手メーカーでも住めなくなったケースはあります。

正直、予算ギリギリで鉄骨の全館空調なんかの家たてて、快適に住めるのかな?と少し疑問です。我慢して暑さ寒さに耐え忍んでいたら、地震以前にヒートショックで健康を損なってしまうのでは?

もし、ハイムにするのでしたら、太陽光蓄電池をあきらめたらどうですか。予算に限りがあるなら、部屋の広さに投資したほうが良いと思います。
設備は後回しでもいいと思いますよ。お金をためてから、あるいは電気自動車が普及したらつけたらいいと思います。そのころにはもっと高性能で安く買えるようになっていることでしょう。設備というのはそういうものです。
断熱や家のサイズは後からは変えられない、変えられたとしても新築時よりも高くつくので、先行投資すべき部分です。

コストの考え方は、この人の話が参考になるでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=BuOWoLBjePE

耐震についてはこちらなど。
https://www.bakko-hakase.com/entry/016_taishin-oshi
https://wellnesthome.jp/239/
https://www.m-athome.co.jp/movie/abunai_madori
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質問した人からのコメント

回答日時: 2021/3/24 10:33:34

分かりやすく、ありがとうございました!
リンク先大変参考になりました。

回答

8 件中、1~8件を表示

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A 回答日時: 2021/3/23 23:58:20
60年保証
それって実質10年保証ですよ。

地場工務店の設備低グレード
この時点で無いです。設備、断熱材、サッシその他足りない物をオプションして4800万円としてもハイムがお得かと。
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A 回答日時: 2021/3/23 13:18:26
耐震等級の基準は机上の計算で求めますので
実験の有無では左右されません^^

笑えない話ですが 耐震等級2と3の同じ住宅の実大実験したら
等級3のほうが先に倒壊したという事があります。(ようつべにあるよ)

メーカー 工法問わず 住宅レベルなら 構造的に無理しないプランを
心がければ地震に強いおうちができるかと思います。

壁量不足の住宅を作ったメーカーが一時話題になりましたが
施主のいう事なんでも聞いて無理あるプラン契約取
結果 壁が足りなくなったのが原因のようでした。
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A 回答日時: 2021/3/18 19:03:31
*気に成るのは今年誕生50年の企業がどうして保証60年 を謳えるのかです。
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A 回答日時: 2021/3/18 02:42:00
ハイムの営業マンは口が上手いですから、熊本地震の報告は自分の目で読んだ方がいいと思います。こちらの国交省のレポートは簡潔です。
https://www.mlit.go.jp/common/001155087.pdf

耐震等級3の建物は大した被害を受けていません。
ハイムの家に住んでますが工務店がいいですよ。鉄骨の家は気密断熱そこそこです。ベストは工務店でちょっと予算アップして気密断熱をアップグレードすることですかね。地盤調査はこれからでしょうからさらなる出費があり得ることを想定する必要がありますが
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A 回答日時: 2021/3/18 02:03:53
熊本地震の被災地住みですが、新築で倒壊した家なんてほとんどないですよ。やはり古い建物が被害は大きいです。新しくて被害が大きいとこは、建物というより盛り土などの地盤次第です。また、熊本で大手メーカーでの建築物件はかなり少ないと思います。地場メーカーの家が倒壊が目につくのは確率論です。

ちなみに60年保証って、メーカー指定のメンテしないといけないとか縛りないですか?10年ごとの外壁塗り替えとか
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A 回答日時: 2021/3/17 21:02:06
①、建物の耐震等級3(法律の1.50倍以上)以前に建物周囲と中心五点
の水位と地質調査報告書に基づき基礎底盤以降に自沈層のない、一定
支持層の厚さがあるかを建築士の設計者が極められ設計したたかです。

②、大手住宅会社は他社と価格や工法差別化の策で、別型式認定建物
が多いが、近隣の工務店建物でも依頼者が求める安全率とそれの設計
と現場各職人、施工管理者、其れをチックする工事監理者の次第です。

③、営業者が建築士でも無知な虚偽な回答で、②の回答次第で三階建
てとなると筋かい計算だけではなく、全体の構造計算等が求められる。
長期優良や性能融資でなければ1.01倍(等級1)で建築審査は適合です。

③、長期優良住宅の融資条件で、長期維持管理の計画と実施が求めら
れるが、住宅瑕疵保証法は雨漏りと主要構造部が10年です。保証は10
年毎に更新が普通で、営業者の口約束は保証保険会社と異なり危険です。

④、
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A 回答日時: 2021/3/17 14:56:40
まずはハザードマップがどうかです。引っかかってなくても周りより地中の支持層がすり鉢状になっていれば水が溜まっている地盤だったり、まあ、いろいろです。

軟弱地盤なら表層地盤改良、パイル、地中壁、と検討しなければなりません。もちろん基礎の性能と立ち上がりの幅、そして土台の材料と、その緊結方法でしょう。

そして初めて上物の話になるってことです。耐震にするのか制震装置をつけるのか?などなど。

コスト削って寿命20年の建売チックな家を建てるぐらいならマンションの方が安全です。
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A 回答日時: 2021/3/17 14:48:52
実際に大地震の後で調査に行った方にお話を聞くと、倒壊しないのと、その後その家が使えるのは別の話だと行ってました。
話がでている○イムさんの家でもユニット工法なのでユニットがずれたり、変形して現場では直せないので建て替えの後日談があるそうです。
大手のハウスメーカーでも壊れた家のことはひた隠しにしてます。熊本より前ではメーカー同士があちらの家は壊れたとやってましたが、熊本のときは共同戦線で、報道規制みたいなことをハウスメーカー同士でやったみたいです。

長期優良住宅の新築などの倒壊も、多くは間取りの問題が大きいと聞いてます。今の家はLDKを広くして、廊下さえない、そして南の方なので大きな掃き出しのサッシをたくさんつけた家です。どんなに耐震性が高い家でも、大空間で柱や壁が中間に少なく、二階は部屋や荷物が多い間取りです。大地震の大きな揺れでは家が倒壊します。ほとんどがリビング側に倒壊していたと聞いてます。梁とかを強化して大空間としてますが、地震には無力です。
うちは広い空間を作らずLDKの間に柱や壁を入れてます。玄関入って廊下もあります。ここにもたくさん柱や壁が存在してます。対面キッチンにもしてません。その分、柱や壁も増えてます。

最近の新築を見ると恐ろしく一階の柱の数が少ないです。それではどんなに頑張っても地震に強い家は作れません。北米の家は大きくて大空間と思われがちですが、キッチン、リビング、ダイニングが別れていて、壁や柱はたくさん入ってます。開口でつながっているので大空間に見えますが日本よりは地震に強い間取りです。大手のハウスメーカーでは一階を細かく分けた家は建てにくい、建ててくれないと思います。

それと断熱材の施工不良で壁内結露が発生して、家が2年もしないうちに土台付近が腐っていて倒壊したとという事例もあるそうです。このあたりも要注意ですね。
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