教えて！住まいの先生

こんにちは。都内で不動産経営（大家業）をしている者です。

１）税務署が文句を言えない計算方法は、土地と建物の固定資産評価額の比率で按分する方法です。
（例：売買価格2100万円、土地評価額150万円、建物評価額300万円）
建物価格＝2100万円×｛150万円÷（150万円＋300万円）｝
＝700万円（消費税636,363円含）

２）しかし、消費税課税業者が売主の場合は、消費税を多く納付することをできるだけ避けたいと希望することもありますので、その場合、
➀その業者がマンションを仕入れた時点の土地価格が契約書などから計算可能な場合、その土地価格の方が上記１）で求めた土地価格より高い場合は、その土地価格を使って、売却金額から控除して建物価格を求める
②マンションが賃貸されていた場合は建物の減価償却残高を建物価格にする
③周辺地域の時価の相場が分かればそれを使う（多分これが一番難しい）

★まずは１）をベースに理論値を出してから、売主に相談してからどのような決め方にするか相談し、判断できない場合は最初は税理士に相談されることをお勧めします。あるいはお近くの税務署の代表番号に電話して、音声案内で1番を押しますと、国税局の電話相談センターに繋がりますので、そちらでも相談できるかと思いますので、そちらで相談されることをお勧めします。（私もよく相談しておりますが、この時期は確定申告前で繋がりにくいので朝一番でお電話された方が良いかと思います。）

以上、ご参考になれば幸いです。

• 参考になる：0
• ありがとう：0
• 感動した：0
• 面白い：0

この回答が不快なら