教えて!住まいの先生

Q マンションの耐震基準について質問です 現在中古のマンション購入を検討しております。

気になっている物件が1981年前後に建てられた物件で、不動産の方に「旧耐震ですか?」と質問したところ「耐震診断で新耐震基準の認定済み」との回答をいただきました

これは、旧耐震基準の時期に建てられたものだが、第三者診断を行ない、新耐震基準を満たしていると判断されたという意味合いになりますでしょうか?

また、その場合は新耐震基準になってから建てられた物件と、耐震性においては優劣がないと考えてよいのでしょうか

自分の知識が足りておらず、頓珍漢なことを言っていたらすみません

よろしくお願いいたします
質問日時: 2024/9/7 15:53:16 解決済み 解決日時: 2024/9/9 12:36:05
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2024/9/9 12:36:05
新耐震基準は、1981年(昭和56年)6月1日に施行されました
この耐震基準のうち、1981年(昭和56年)5月31日までの建築確認において適用されていた基準が「旧耐震基準」と呼ばれ、翌日の1981年(昭和56年)6月1日から適用されている基準が「新耐震基準」と呼ばれています。

耐震診断というよりもそのマンションの建築図面や検査済証で1981.6.1以降で許可を受けた建物は必然的に新耐震基準を満たしているという証明なのでそのように言っただけでしょう

いわゆる2000年の改正点は
2000年基準は、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災で多くの木造住宅が倒壊したことから、その耐震基準をより厳しくしたもの。 ①地盤に応じた基礎の設計、②接合部に金具取り付け、③偏りのない耐力壁の配置の3点が大きな変更点で、旧耐震基準をより強化し、バランスの良い家づくりを義務化したものです

おそらくあなたがご心配されている点での耐震のご不安点は2000年改正点がなされた工事がされているかどうかですが一般的なマンションでは大規模修繕費用もままならない状態ですのでほとんど対応していません
①は既に建っているので物理的に無理
②と③も莫大に費用がかかるのでだいたい施工はしていません
ただし、都心の銀座など超一等地はそれだけで価値があるので資産価値の向上により投資などへのアピールで外側にブレスを施してあるビルなど見ると思いますがそれが③の工事及び②となります
学校などはほとんど全国で終了しています


ですので1981.6.1以降の物件と2000までの物件は耐震基準と言う意味で建築の許可内容に変化はありません
もちろん更に強固に立てている物件もあります
「旧耐震ではなく新耐震ですね」と言う意味は上記の期間内の物件のことを言います
旧耐震との比較は比べられない程強固になっています
旧はバラックでも許可要件でしたからね
建物の基本概念がなかった時代なのです
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A 回答日時: 2024/9/7 20:10:48
☆、質問の件での専門的に云うと、その中古マンション(共同住宅)が、
第一回耐震化改正基準の以前の建物かは、建築完了の検査済証に1981
(昭和56)年5月31日以前の建築確認済証の日付で、建築完了の検査済証

が翌年でも「旧耐震建物」です。その理由は建築基準法第3条2項に適用
の除外とする基準を示すものです。建物の登記簿謄本の年月日は別です。
故に、不動産屋や第三者の一級建築士設計事務所の説明書では信じない。
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