教えて!住まいの先生

Q 制震ダンパーの性能について 工務店の標準は、TRCダンパーです。 ただ、来月からKダンパーに標準が変わるみたいです。

より性能が良いものにとの事でしたが、経費的な部分が大きいのでしょうか?

また、比較したときに、どちらの方が性能が良いのでしょうか?
質問日時: 2025/1/3 22:18:42 解決済み 解決日時: 2025/1/21 08:26:17
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A 回答日時: 2025/1/21 08:26:17
制振工法とは

建物内部に重りやダンパーなどの制震材を組み込み、
地震の揺れを熱エネルギーに転換し、吸収することができます。

木造軸組構法に関しては
制振装置は不要です。

なぜなら、
圧縮
曲げ
突っ張り
いずれも高い強度を発揮するから。
力が掛からなくなれば、元の形状へ戻ります。

一方、
軽量鉄骨
重量鉄骨は制振装置は必要です。


鉄は、
圧縮、曲げには非常に強度は弱く
引っ張りに関しては圧倒的に強度を発揮します。
金属でその役割を活用しているのは、海や広い峠を渡る吊り橋です。
柱は鉄筋コンクリートで作り、自動車、電車までも、細い金属で支えます。

阪神大震災において
木造住宅が耐震性によろしくない
という間違った報道がされましたが、
それ以降、速報のTVやラジオのニュースでは、そうした間違った報道がされなくなりました。

比較的新しい建物同士。同じ地盤同士で比較すると、耐震性に違いがなく
半壊、全開の率にも違いがないことがわかっています。
建築年数によって強度が変わったのは
① 耐久性
木造であれば シロアリ、腐朽。
軽量鉄骨、重量鉄骨においては、サビの発生。
② 耐震基準がなかった。
③ 地盤調査・改良が行われていなかった。

鉄骨、木造など、構法で
木造であれば、一度変形したとしても、力が掛からなくなれば、元の形状へ戻る性質があります。
同じ強度かと思ったら、大間違い。

軽量鉄骨の場合、斜めに細いブレスに力がかかり、
伸びてしまっている現場が大量に見つかりました。
半壊でもないけど、伸びているブレスを調整するために、
壁を剥がして調整しました。

鉄骨のユニット住宅の場合
地震の揺れに共振することで、倒壊をしない仕組みなので
2階、3階の方が大きく揺れることになり、怪我人が多く発生していました。

重量鉄骨の場合
地震の揺れに対して、結合部を丈夫にすることで、倒壊を防ぐ仕組みですが
一ヶ所に力が集中するため、少しでも変形すれば、元には戻せない被害が出ました。こちらも、建物が共振する仕組みなので、怪我人が多く発生しました。

いずれも、大手ハウスメーカーは研究。
揺れを熱に変えたり
揺れをバインダーなどで吸収する
制振工法を開発しました。

合わせて、木造住宅のメンテナンスのために、制振構造(部品)を生産・販売する会社が出てきました。

全国規模の大手木造軸組会社で、自社オリジナルの制振工法を開発している会社はないです。

実際に、
2階建の耐震工法の建物へ
隣地から3階建の建物が倒壊。
下敷きになった2階建の建物は、倒壊することなく
5%の傾斜状態になって、3階建の建物を支え、それ以上倒壊しないように支えたそうです。

その後、3階建ての建物を解体したところ
2階建ての建物の傾きは0%にもどり、
補修したのは、倒れてきた建物がわの窓の一部だけだったそうです。


その後方でも、
耐震強度3以上の強度をクリアした建物を建てましょう。
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A 回答日時: 2025/1/9 13:57:01
☆,質問の建物が木造在来軸組み構造の建物であれば、制震ダンパ-は
法的にも設置の義務もないです。それを設置ならば耐震筋違いの床面
積や風圧とX,Y方向の釣り合いよい、4分割充足率とN値金物簡易計算

ではなく、全体の構造計算の審査を受けたかです。その制震ダンパ-
だけ性能良くとも大地震で、高額金物のいずれでも建物が捻じれ破損
もあります。その点の考慮が構造一級建築士設計者の説明が大切です。
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