教えて！住まいの先生

居住権が優先される場合が有りますので、直ぐに強制退去はないと思います。

通常２年毎の契約になっています。
２年毎にその都度更新契約（更新料）を交わす場合も有れば、自動更新されている場合も多いです。
このタイミングで大家さん側が、更新せずに契約打ち切りという場合が１番労せずに解決の道となります。

酷い状況であっても、入居者が居住権を主張すれば、貸主側は裁判を起こして勝訴し、執行官が立会の元、強制退去の手順を踏むしか有りません。

よく、管理会社が勝手に鍵を替えてしまって、入居者が部屋に入れないようにするとか有りますが、入居者が訴訟を起こせば、管理会社側が不利な立場になる事も有るかもしれません。
法律を知らないが為に、契約書に書かれている内容が全てだと思われる方が多いですが、実際にトラブルになった場合には、契約書に書かれている事よりも優先される事も多いので、納得できない場合は、裁判等の手段を用いればいいと思います。
実際裁判は面倒だということで、言われたら従うみたいな流れになっていますが、法律を学んでいれば色々な対応も出来るということです。
不動産屋さんでは、５人に１人宅建主任者を置かなければなりません。
宅建主任者は、不動産業に関わる法律を学んで、試験を受けて合格しなければその資格を得る事は出来ません。
法律では駄目だと分かっていても、大着をして嘘をいう不動産屋もいますので、注意が必要です。

こうした事は、不動産業に限らず、色んな業界に有ると思います。
自分達で決めた約束事さへ守らない会社も業界も有ります。
届けるべき商品を届けなかったり、気に入らないからと無視したり、好き勝手するクズの様な人間は何処にでもいると思います。

賃貸物件で上記の様な事をしていれば、トラブルの際に対応してもらえなかったり、余計に待たされたり、あるいは退去の際に高額の修繕費用が請求される事も考えられます。
特に酷い上記の様な人間がいる不動産屋なら、今後大変な事になる事が予想されます。

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