教えて!住まいの先生

Q 積水ハウスの断熱等級4なのに冬も暖かいのはなぜ?性能が高くないという評判は本当? 千葉県在住です。 積水ハウスのイズロイエ(鉄骨造)に住んでいます。

断熱等級は「4」ですが、建築当時はこれが最高等級でした。

分譲地内の多くの家も標準仕様で断熱等級4と聞いています。
実際に住んでみると、

冬(外気温8℃前後):エアコン設定23〜24℃くらいで長袖Tシャツで快適です。
そもそも晴れの日中は暖房がいりません。
夜間は無暖房でも翌朝18℃くらいが多いです。

夏(外気温35℃前後):エアコン26℃設定で部屋全体がすぐに冷え、温度も安定しています。

ネット上では「断熱等級4はもう古い」「暑い・寒い・住めたものじゃない」といった意見を見かけますが、
実際に住んでいる自分の感覚ではとても快適です。

一方で、「積水ハウスは断熱性能が低い」「他のハウスメーカーの方が性能が高い」といったコメントもよく目にします。

そこでお聞きしたいのは、

積水ハウスの施工精度や気密性が高いから快適に感じるのでしょうか?

それともメーカー問わず断熱等級5・6の家にすれば、体感はさらに違ってくるのでしょうか?

「等級」や「メーカーの評判」だけでは測れない要素があるのでしょうか?

実際にお住まいの方や、建築関係の専門の方のご意見を伺いたいです。
質問日時: 2025/11/12 20:44:44 解決済み 解決日時: 2025/11/14 13:41:30
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2025/11/14 13:41:30
イズロイエですか、確か2011年か12年以降に発売されたイズシリーズのロングセラー商品ですね。
質感が高くて格式があるダインコンクリートの外壁は当時、競合他社で働いていた自分でさえ単純にカッコいいと思っていました。そんなお家にお住まいなんてお世話抜きで羨ましいです。
同じ積水でも全くの別会社(笑)となりますがセキスイハイムに約10年ほど勤めていました。お家の製造工場で技術関係と新築営業を経験しております。
現在はその時の経験を活かして断熱素材系の製造メーカーでお仕事をしております。

そのような経歴のなか、約5年前に埼玉県南部(千葉と東京の県境です)築15年のパナソニックホームズ(軽量鉄骨造)中古住宅を購入しました。
自分の経験則と実際にお家に住んだ実体験からのお話ですがご参考になると幸いです。
先にお伝えすると積水ハウス含め大手住宅メーカーの軽量鉄骨造又は木造・木質造は決して性能は低くありません。
むしろ断熱性、耐久性、住性能、アフターのバランスが取れた日本人好みの良いお家だと思いますし、ここでは長くなるので割愛しますがそれを示す実績データは多々存在します。
ただ、値段は高くなりすぎましたね(~_~;)
ネットなどで断熱性の件を言われる方の言い分もわかります。
世の中には断熱等級7に対応した断熱性能に特化したこだわりの強いスーパー工務店が近年頭角を表していますので大手住宅メーカーと差別化し、一線を引いています、そちらと比較すれば断熱性能だけは差が出ると思います。
このように明確な比較相手があれば優劣の話ができますが、住宅の場合、断熱だけではなく耐震性や耐久性、設備、アフター、etc、・・・総合的な見方が必要です。総合的に見れば積水ハウスを筆頭に大手住宅メーカーは実績がありますので必ず一番です?などは言いませんが、バランスに優れた高い性能を維持しているのは間違い無いのでご安心ください。
逆にローコストを代表するタマホームやパパまるハウスもローコストで低性能と揶揄される方がネットにいますが、あのコスパで出来る限りの性能を出している企業努力と技術はすごいとも言えます。
要はコスト重視か?ブランド重視か?性能重視か?様々な「重視するカテゴリーの違い」や立ち位置で評価の高い低いが変わりますのでネットの評価はお気になさらず。
とここで終わると単なる気持ちの問題です!で終わったしまうので少し、現実的な性能のお話をすると・・・
質問者様のお家が夏涼しく、冬暖かい理由を考えて見ました。
理由①断熱等級の考え方。
よく断熱等級5〜6で高いから暖かいと言われますがこれ自体に間違いはありません。ただ断熱等級4→5→6→7と挙げていくにはどうするのでしょうか?通常は断熱材をより高性能により厚くすると考える方が多いと思いますが、今回の断熱等級はUA値= 「熱の逃げにくさ」がポイントになります。
つまりどれだけ高性能な断熱材を厚く使用しても、
窓がたくさんあったり、間取りによって外壁が少なかったり、屋根面積の大小などで熱が逃げる、「間取り」「外観」「大きさ」だったら断熱等級が下がることになります。その為今回の断熱等級は設計者が個別のお家毎に計算して性能を出しています。
例えば質問者のお家が2014年建築された断熱等級4のお家だったとしても、今の基準で計算したら窓開口率や間取り(壁の多さ)、建物大きさで断熱等級が5〜6基準間になっている可能性があります。

理由②建築地の気候による関係
高断熱・Z空調を売りにしている桧家住宅という住宅メーカーで行った実験で面白い結果が公開されています。
参考:ヒノキヤグループ
断熱等級5・6の地域別光熱費比較

https://www.hinokiya-group.jp/contents/wp-content/uploads/2025/06/20250609-1.pdf

要は長野県、栃木県、埼玉県南部、の3箇所で断熱等級5と6の家をそれぞれ1件ずつ隣同士に建築し、一定の条件で空調を常時稼働する事で消費電力から断熱等級の費用対効果を検証したデータとなります。
質問者様のに近いモデルハウスは埼玉県八潮市だと思いますがご覧いただくと長野県や栃木県よりも消費電力費用の差が小さく、断熱等級5→6の性能による恩恵が少ない事がわかります。
これは関東かつ太平洋沿いの温暖な気候により断熱等級4以上の性能が効果的に働かない事を指しています。もちろん断熱等級が高いことに越した事はないのですが(等級が高い方が保温性が増す為)外気温がそこまで下がらないのであれば等級4相当の建物でもわずかな空調のチカラがあれば快適に過ごせる という事になります。(夏も同じです)
その為、質問者様の積水ハウス:イズロイエやさらに建築年数が古い我が家のパナソニックホームズ:エルソラーナキラテック(次世代省エネ基準:断熱等級4相当)のお家でもちょっとエアコンを使用したら快適に過ごせるという事だと推測できます。
(他にも色々な要因がありそうですが、一旦代表的な理由を書いて見ました)

ちなみに今回は断熱性能が、クローズアップされておりますが、工場で生産する大手住宅メーカーの良いところは断熱、気密、耐久、アフター含めた耐久性建築(長く住めるお家)だと考えており、特に軽量鉄骨造は、その代表的な建物だと思います。
近年、断熱性能は向上しているもの耐震・耐久性能は20年前の構造躯体でも基本構造は大きく変わっていません。(もちろん時代とともにアップグレードされています)その為、耐震性などは築20年経過した中古住宅の我が家でも遜色無いと考えています。
逆に言えば質問者様のイズロイエも定期的なメンテナンスを行えば今後30年、50年、70年以上と耐震性・耐久性が維持されていくと思います。
すべてのお家の中で一番だ!なんて大それた事は言いませんが、住宅メーカーのお家はしっかり作られたお家であるのは間違い無いと生産工場で品質を見ていた自分としてはお伝えできると思います。
是非、自信を持って大切に住み継がせ行ってください。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2025/11/14 13:41:30

詳しく丁寧に教えていただきありがとうございました。
断熱性能の話題にとらわれがちでしたが、家の総合力という点でとても納得できました。
実際に住まわれている方の意見は説得力がありますね。
大切に住んでいこうと思います。

回答

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A 回答日時: 2025/11/13 08:13:09
6地域で等級7に近い6で建てました。等級4に住んだことはないですが快適なのですね。日当たりも良いのですかね。全館空調ですか?玄関や廊下はどんな感じですか?数年前まで等級5以上が存在しなかったので4になっているだけなのか、UA値確認してみたいですね。うちの場合は最近の外気8℃の朝、まだ無暖房で23℃あるので、そこが断熱の効果なんだと思います。例年じわじわ室温下がっていき、12月に入ると朝方数時間エアコン暖房つける感じになります。エアコンをつかわなくても快適な期間が長い、夏も冬も普通のエアコン一台で家全体効かせられるというところが高断熱ならではかなと感じています。
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A 回答日時: 2025/11/12 22:46:41
2022年より前に建てられた家ですか?
昔は断熱等級4が最高で、それ以上に上げても4です

千葉だと0.87で等級4
等級5の0.60をクリアしていても当時は「等級4」と表現されます

当然、等級6の0.46をクリアしていても「等級4」にしかなりません

等級4が最高ランクであり、5、6、7は後に設定された基準だからです
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A 回答日時: 2025/11/12 21:30:19
スウェーデンハウスや一条工務店の家に住んだらわかりますよ。

わが家は一条工務店ですが

32坪の2階建の建物。
全館床暖房で暖めるのですが、8帖サイズのエアコン1台だけで家中暖まります。

吹抜け、リビング階段、勾配天井でつながった間取りだから。
廊下はなくて、玄関扉を開けたらそのままリビングです。


自宅の家づくりをする際に、積水ハウスシャーウッドの支店長と相談しながらでしたが
「1階が暖まらないから、吹抜けはやめた方がいい」
積水の提案では、
天井の一部を高くして、化粧梁を見せては?
「一階が暖まらないから、リビング階段はやめた方がいい」
積水の提案では
「階段の下に引き戸をつけて、熱気が上がらないようにすることをお勧めします。」

と、そうした分譲地の建物を案内してもらいました。

そのままリビングで広い空間もやめた方がいい。
「玄関ホールとリビングの間にガラスの板を入れましょう」

画像は
わが家の吹抜けです。

太い梁桁と、パイン材を壁面に大量に貼り付けることで
多量の木材が適正湿度に調整してくれますよ。
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