教えて!住まいの先生

Q 登録番号:104512620 郵便局局員さんに質問です。

別で不動産管理について質問させて頂きまだお伺いしたい事があったのですが、質問が締め切られてしまったので再投稿しました。 他の手段が分からなかったのでこのような形になってしまいすみません。

知人の事で続きがありまして、その方はパートで主婦をされておりお子さんもおられます。
今後の事を考えると子どもの進路を不動産関係の道に進ませた方が良いのか悩んでおりました。

今は自分も不動産の知識もないし、子どもにもゆくゆくは相続する事になるとどうしたら良いのか分からないとのこと。

今日も会う機会があったので話していたのですが、郵便局局員さんから頂いた回答にもある様に不動産管理を専業にすると暇すぎるとありましたので、子どもには別にやりたい事を頑張らせた方が良いのかなとも言っておりました。

どう思われますか?
質問日時: 2025/12/9 06:29:47 解決済み 解決日時: 2025/12/13 17:23:20
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2025/12/13 17:23:20
ご指名でのご質問ありがとうございます。
たまたま発見致しました。

私個人としては「他にやりたいことがあるなら不動産を勉強する必要は全くない」です。
私自身は大学新卒のときから不動産業界に身を置きましたが、その必要はあまりなかったかなと思います。
不動産と一言に言っても業務は多岐にわたり、貸家業、賃貸仲介業、売買仲介業、鑑定業、開発業、管理業さらには建設や投資運用まで不動産業に含まれます。
実際に入ってみないことにはどんな業種かわかりにくいと思いますので、そのお子様にはインターンシップや会社説明会などを通して実際に触れてみてもらうのが一番でしょう。

どうしても不動産に関わりたいということであれば個人的なおすすめとしては、不動産を勉強すると不動産(仲介)業の専門になってしまうのが王道なので、あえてそれはせず、民法(法務)の勉強をされることをおすすめします。

というのも宅建業というのは半分が民法の勉強です。法律を理解できていないと契約書作成はおろか、不動産屋に騙されてしまっても文句が言えません。不動産の実務やルールは、民法が理解できていればそこまで難しい分野ではありません。

お子様の勉学の進み具合にもよりますが、弁護士を目指し、レベルが足りないようなら不動産鑑定士、司法書士、宅建士、FPと難易度を落としていっても良いでしょう。
不動産業界に身を置く以上はなんらかの資格が無いと手に職がつけられませんので、本人の意思も尊重しながらどのような仕事を生業にしたいかを時間をかけて考えても良いと思います。


ただ、不動産の物件(マンションやビル)を「所有」しているのは個人や不動産業と全く関係のない法人がほとんどです。そういった方々に面倒をかけないように不動産屋が窓口となってテナント様との応対、管理を行うのです。
こういった管理を専門にしている会社もたくさんありますし、自社で所有して自社で管理しているところもたくさんあります。

マンションを所有している大家さんのおばあちゃんが不動産業界に精通しているとは考えにくいですもんね。大家さんは不動産会社に毎月家賃の数%を払って管理をしてもらっています。ですが、管理といっても会社によってはずさんなもので、基本的にはなにもしません。入居者からのクレームがあったり雨漏りなどのトラブルがあると一次対応をしてくれます。しかし実際に修繕や改修を行うとなると、大家さん自身がお金を出してしなければなりません。
お金で解決出来るなら、という方がほとんどで、ご自身で壁紙を張り替えたり工事をしたりする猛者大家さんもおられますが、ほとんどは不動産屋に言われるがまま相見積りもとらず、払い込んでしまいます。それで社会は回っているので特に問題はないのですが、やはり安い業者を知っていたり、自分で電球の交換が出来る方にとっては高い手数料を取られます。

今回は商業ビルとのことですので、マンションよりも更にやることが減ります。もしその物件の管理だけを本業にしてしまうと一年の大半を電話を待つだけの時間に費やすことになります。悠々自適な人生で良いように思いますが、やることがなければ人間腐ります。羨ましがられることも多いですが、本人はヒマを潰すことが出来なければ地獄です。そのうち他の投資や資産運用に騙されて物件も手放すことになるのがオチです。

私の見解としては不動産(こと人気のある商業物件)は「金のなる木」だと思っています。大きく育った木はメンテナンスがそれほど必要ないですよね。でもかといってずっと放置してると枯れてしまう。定期的な水やりと病気がないかのチェックさえできていれば後は放置している方が心にとっても健康です。
また「この木をどう大きく育てるか」よりも「既に育った木をどう外敵から守るか」の方が大事になってきます。そこで一番役に立つのが法律の知識と経験です。
これに関しては不動産業界にいても勉強することはなかなか難しいです。実際にこういった金のなる木を代々守ってきた方々と仲良くなって話を聞くのが一番ですが、そういった方々が一番警戒するのが不動産屋です。矛盾しているようですが、所有者の方は案外不動産に精通していない方が多いです。
他の業界で財を成してその資産を守る一つの方法が不動産だったというだけですね。

長々と説明してしまいましたが、まだこれから未来がある方には私は不動産はあまりおすすめしません。なぜならいつから勉強を始めてもキャッチアップできるからです。
他の業界でやってみてダメだったら転身するでも有りですし、他の業界で上手くやっていけそうなら不動産屋に管理を任せながら片手間で所有を続ける。
私であれば次世代にはそう教えます。

本当に大事なことはあまり誰も教えてくれないので、最後に大事なことを一つだけ。「物件の所有者は絶対に複数にせず、1人に決めて相続する」これにつきます。意味は理解できなくても大丈夫です。これさえ守っていれば代々物件を守っていくことができるでしょう。可哀想だからといって兄弟などの複数名義で登記してしまうと確実に揉めます。どれだけ仲の良い家族でも揉めます。
徳川家がながく続いたのにはわけがあります。こういったことは業界に長く居て失脚していく人たちを見ることでしかわからないことです。御子息の末永い幸せな人生を望むのであれば、私は不動産業界以外で始めて最後のアドバイスさえ守ってもらえればと存じます。
まとまりがなくなってしまいましたが、ご参考になればと思います。
good luck
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