教えて!住まいの先生

Q 浸水対策を教えてください。 去年、床上浸水をしてしまい。今年も豪雨が降りそうなので、何か対策をしたいのですが、床下排水口が昔の家のように窓があるのではなく、床と床下の間?に隙間が

空いています。
窓のような排水口なら、土のうをつみあげれば、水が入らないように対策ができるのですが、隙間がある場合はどのような対策をすればいいのでしょうか?教えてください。
質問日時: 2013/7/28 12:10:50 解決済み 解決日時: 2013/8/1 21:49:08
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 林 清隆 さん 回答日時: 2013/8/1 21:49:08
専門家
はじめまして、ホームインスペクション(住宅診断、住宅検査)を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

昨年、床上浸水の被害にあわれたとのこと、心よりお見舞い申し上げます。浸水が多いエリアに住むものではないのですが、少しでもお役にたてればと思い、分かる範囲でコメントさせていただきます。

まず、ご質問の内容は床下への浸水を防ぐ方法についてのようですので、その前提でお答え致します。


●現状確認

お住まいのお宅の床下通気の方法は「基礎パッキン工法」と呼ばれ、基礎上部に敷かれた厚み2cmのゴムの部分で、外部と床下、および床下内での通気を行うものと思われます。これは、現在の新築住宅では一般的な工法です。


●考えられる対策1

この基礎パッキン工法の場合、地面から基礎の上部までは基本的に大きな開口はありませんが、その高さ(通常地面から40cm程度)までの間に水が浸入してくるポイントがあるとすれば、(1)玄関、(2)設備配管の貫通部、(3)基礎打ち継ぎ部、が考えられます。

(1)玄関
玄関のように低い位置に開口がある箇所は、土嚢による対策になると思われます。

(2)設備配管の貫通部
基礎立ち上がりを設備配管等が貫通している箇所があれば、その周りに隙間が生じている可能性があります。隙間がある場合は、シーリング等で隙間埋めを行っておくと、浸水の対策になると思われます。隙間が小さい場合はそれほど大きな問題にはならないかもしれませんが、念のため。

(3)基礎打ち継ぎ部
基礎の形式が「ベタ基礎」の場合、基礎の底盤と立ち上がりの打ち継ぎ部分は地面より上(通常地面から5cm程度)にありますので、打ち継ぎ部の少しの隙間から雨水が進入する可能性はあります。それほど大量の雨水が短時間に入り込むような隙間とは思えませんが、これも念のためお知らせしておきます。対策を行うとすれば、床下側から打ち継ぎ部分の入隅にシーリングを行うことが考えられます。


●考えられる対策2

繰り返しになりますが、基礎パッキンの隙間は通常、地面から40cm程度のところにあります。ここまで周囲の水位が上昇した場合に、ここから床下に浸水してしまうわけですが、この高さ2cmの隙間を埋めてしまえば、浸水は止められると思われます。隙間を埋める方法としては、床下に入って基礎パッキン部に吹付けウレタンフォーム(1液性のものがホームセンター等で手に入ります)を充填してしまう方法が考えられます。

ですが、基礎パッキン部分の通気は床下の乾燥を維持するために必要な機能ですので、こんどはこの機能が損なわれてしまうことになります。これを解決する方法としては、基礎立ち上がり内側に断熱材を張る、「基礎断熱」工法とすれば逆に通気があってはいけませんので、これでOKとなりますが(別途強制換気を行う場合あり)、工事費用は大きくなってきます。


以上、床下までの浸水を防ぐにあたって、主に建築工事で行える対策についてまとめてみました。少しでもご参考になれば幸いです。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2013/8/1 21:49:08

詳しく書いていただきありがとうございます。
ちょっと専門的で難しいですが、対策には工事が必要だというのはよくわかりました。
本当にありがとうございました。

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