教えて!住まいの先生

Q 多雪寒冷地に注文住宅を検討中です。

建築条件付土地が条件に合い、地元の中堅ビルダーで進めておりますが、
間取り、予算もまったく見えていない状況の中、2月中の契約であれば
長期優良住宅としての補助金100万円でワンランク上の住宅が建てられるので
大変お得ですよ、というので契約しようか非常に悩んでおります。
私としては年内に着工出来ればというので価格折衝を考慮して2社ほどで並行して
進めて行こうと思っておりましたが、価格も予算に合っているかもわからない
このタイミングで決めて良いものかどうか。。
ただ、条件に合う土地はここしかないというのがネックなんですよね。
本当に長期優良住宅はメリットがあるのでしょうか?
ちなみに建物価格2000万円、年収400万円で税金面の優遇計算して頂ければ助かります。

宜しくお願い致します。
質問日時: 2018/2/21 00:37:26 解決済み 解決日時: 2018/2/27 09:19:00
回答数: 5 閲覧数: 187 お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2018/2/27 09:19:00
先ず、「2月中の契約であれば」が意味不明です。
「本当に長期優良住宅はメリットがあるのでしょうか?」
完成後のランニングコストまで含めると不透明です。
「税金面の優遇計算して頂ければ助かります。」
建物の課税標準やローン額など詳細が不明では分からないです。
ところで、住宅建設は施主にとって快適で住みやすい家を建てる事が一番の目的です。
値引きや補助金など考えるより先に、耐震や断熱性能・間取り、設備内容等について十分にプランニングを進めることです。
そして、そのためには相対交渉でなく競合させて、各社の提案内容を比較検討することが重要です。
また、長期優良住宅の基準は、耐震等級2以上や省エネルギー対策等級4などと、最近では一般的な住宅性能なので申請しないケースも多いです。
なお、長期優良住宅のメリット・デメリットは下記のとおりです。
長期優良住宅とすることで、購入または新築する住宅を長期にわたり良好な状態で使用できることがメリットであるのは言うまでもありません。
もちろん、予定通り、またその時の建物の状態等に応じて適宜、適切に対処(維持管理)していくことが前提です。
上記以外のメリットとしては、減税効果です。
一般の住宅と比べて住宅ローン減税や登録免許税・固定資産税などの軽減効果が大きく、金銭的なメリットがあります。
但し、建築コストがあがったり手続きにかかる費用が生じたりすることもあるため、総合的な判断が必要とも言えます。
○所得税の住宅ローン控除
居住開始年が平成25年であれば、控除対象限度額が一般住宅なら2,000万円のところ、長期優良住宅なら3,000万円となります。10年間の最大控除額は一般住宅なら200万円のところ、長期優良住宅なら300万円となります。
○所得税の投資型減税
標準的な性能強化費用相当額(上限500万円)の 10%相当額を、その年の所得税額から控除できます。また、控除額がその年の所得税額を超える場合は翌年に控除できます。
○登録免許税
所有権の移転登記・保存登記の登録免許税が軽減されます。
○不動産取得税
一般住宅であれば1,200万円の控除ですが、長期優良住宅であれば1,300万円の控除となります。
○固定資産税
固定資産税は、一般住宅であっても1/2に軽減されているのですが、軽減期間が3年のところを5年となります(一戸建ての場合)。マンションであれば、5年のところが7年となります。
また、フラット35S(住宅ローン)において金利優遇を受けられるメリットもあります。
まとめると、メリットとしては、金銭面の優遇(住宅ローン控除、登録免許税、不動産取得税、固定資産税に関する優遇)があり、他にも、将来的な資産価値の維持・向上の点でプラス効果も期待されています。
次に、長期優良住宅のデメリットとしては、申請の手間やコストなどがあげられます。
不動産会社や建築会社によっては、買主等が希望しても対応しないこともありますので、交渉の手間が生じることもあります。
そして、取得した後の手間やコスト負担もデメリットと言えるでしょう。
※長期優良住宅の認定を受けているということは、必ず、新築時に長期優良住宅建築等計画を作成しているはずです。この計画にそって所有者は対応していかなければなりません。
計画の中で、建築後の住宅の維持保全の方法及び期間、維持保全に係る資金計画も定めていますから、書面で内容を確認しておきましょう。計画通りの維持保全をしていく必要があるのです。
ここでいう維持保全とは、住宅の構造耐力上主要な部分、雨水の侵入を防止する部分、給排水設備について、点検又は調査を行い、さらに必要に応じて修繕や改良を行うことです(長期優良住宅の普及の促進に関する法律において規定されている)。
計画には、新築後2年・5年・10年などの期間で定期的に点検することが盛り込まれているはずですから、その通りに点検を実施し、その結果に応じて必要な補修対応をしていこうということです。
本来ならば、法規で定められなくとも、住まいを長持ちさせるためには必要なことです。
自治体によっては、定期点検の時期になれば通知を発送するところもありますが、そうでないところもあります。
基本的には所有者が自ら計画を把握して定期点検するようにして下さい。
※所有者は、長期優良住宅建築等計画に従って定期的に点検し、必要に応じて補修等の対応をしなければならないことは前述の通りです。
長期優良住宅建築等計画に従って維持保全(点検や必要な補修)をしていないときには、所管行政庁が改善命令を出す可能性があります。
また、場合によっては長期優良住宅の認定を取り消す可能性もあります。
所管行政庁は、長期優良住宅建築等計画に従って対応しているか確認するため、所有者へ報告を求めることができるため、実際に報告を求めることがあります。
所有者がこの報告をせずに放置したり、虚偽の報告をしたりした場合には、30万円以下の罰金に処せられることがあります。
こういった報告・罰金・改善命令・認定の取り消しについては、長期優良住宅の普及の促進に関する法律に規定されていることです。
※万一、長期優良住宅の認定を取り消されてしまった場合のリスクについてですが、国土交通省が公開している資料のなかにも、長期優良住宅の認定を条件としている補助金や税の優遇措置等を受けている場合、認定の取り消し後に返還を求められることがあると明記されています。
たとえば、住宅ローン控除や登録免許税、不動産取得税、固定資産税で優遇を受けた金額の返金といったリスクがあります。
以上を総合的に考えて、貴方のライフプランの一部として計画する事です。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2018/2/27 09:19:00

皆さん、親身になってご回答頂き誠に有難うございました。
ビルダーとの打ち合わせの際に、詳しく補助金について伺ったところ
3月31日までに長期優良住宅の申請を行うと29年度分として上限
100万円の補助金がビルダーに支払われるとのことでした。
結果、30年度だと思い込んだ私の誤解ですね。お騒がせしました。
BAは、政治的な背景も取り上げて頂いたrrizumi101に送らせて頂きます。

回答

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A 回答日時: 2018/2/23 11:20:21
>価格も予算に合っているかもわからない
このタイミングで決めて良いものかどうか。。

いいわけがないです。
建築条件付き土地は今の建築請け負い契約までの期間が施主として強気で交渉できる期間です。
この期間にできるだけ施主様にとって有利な条件でまとめ上げ契約に進みましょう。

長期優良住宅仕様はお金がかかります。
アフターにもお金をかけなければなりません。
もちろんそれだけ建物の持ちはよくは成りますが、住み手主体でのメンテ計画にしにくいという面も。
予算が限られている中でコストバランスを考慮しよく検討する方がいいと思います。
と言う事で、2月中の契約はまだ早いと思いますが。
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A 回答日時: 2018/2/21 07:24:00
①今や「長期優良住宅」には1円の補助金も出ませんので、何かの聞き間違いではありませんか?

「補足」があれば「追記」が可能です。
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A 回答日時: 2018/2/21 04:38:31
komattakun111さん、はじめまして!

早速ですが、本当に条件に合う土地はそこしかないのでしょうか?
ちょっと焦り過ぎに感じます。

注文住宅なんて、大抵は一生に一度のこと何ので、
もう少し慎重でも良いかと思いますが…。

色々この質問に役に立つサイトはないかと探してみて、

https://xn--efvv50c.xyz/

を読んでみたら、

土地探しをプロに任せたり、
一括見積もりで簡単に相見積もりを取って安く予算内に収めたりと、

色々オトクなサービスが無料で受けられるサイトが有るようです。

一見の価値はあるかと思いますが、
参考までに・・・。
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A 回答日時: 2018/2/21 01:02:24
https://www.renovation-soup.com/property/2648/

上記サイトでメリットを参照してください。

現状メリットは
・登録免許税の軽減
・不動産取得税の軽減
・固定資産税の軽減

住宅ローン控除は控除の上限が増えるだけなので今回は関係ありません。

1つ疑問は計画が白紙の状態で契約しても申請が間に合わなければ、意味ないと思うのですが?

あと土地代がわかりませんが年収400マンならどんなに多くても借入は2800マンが上限。予算は足りますか?
建物2000マン、土地800マンとしてもその他税金、諸費用、保険、外構などあとプラスで400マンぐらいはかかりますよ。
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