教えて！住まいの先生

＞業者は案内時 契約者死亡した場合ローンしはらわなくてよいと聞きましたが 病歴があるとだめとはきかなかったので

何だか言ってることが矛盾してないだろうか。
その死亡時云々の話はまさに団信のことだと解釈するが、生命保険の一種である団信に加入するにあたり、当人の健康状態が問われるのはもはや一般常識の範疇だし、現に貴方も虚偽の告知をして保険契約を締結した訳だよね。それはつまり、病歴があっては保険加入ができないという認識があったということではないのかな。にもかかわらず「業者の説明に不備があったから判断を誤った」というのは流石に理屈が通るまい。ご自分でも半分そう言っている様に、やばいことは認識しながら手続きをしたが、やはり不安になったから心変わりをして取り下げることにした、ということなのだから、一旦交わした契約が虚偽の申告のもとでされたことに対する責任は当然問われることになるし、そこでかかった金を取り戻すのも難しかろうよ。

売主や販社としては貴方にその住宅を買って欲しい訳だから、団信が使えないとなっても代案を提案してくるのは当然だろう。実際それで、本来団信に期待していた機能は代用されることになるんじゃないか？ 貴方は自分の意志で「それでもいやだ」と言うのだから、この話は自己都合による契約の解除だ。「業者の不手際で手付放棄の解約はできないか」などと言ってるけど、手付放棄というのは貴方が既に支払った手付金の返還を諦めることと引き換えに契約を解除することを意味するのだから、ホントにそれでよければそういうことになるだろうよ。ひょっとすると、売主から「既に契約の履行に着手しているから手付解約ではなく違約解約です」みたいなことを言われているのかも知れないが、そうだとすればタイミング次第では本当にそういうことになりかねない。逆に、全てを業者のせいにして払い込み済みの手付金や手数料を取り戻しつつ契約を白紙に戻したいと考えているのだとしたら、あまりに身勝手というものだろう。

何はともあれ、貴方の今の説明では正確な状況が把握できないし、そもそも貴方が言ってることは「業者の説明が悪かったせいで手続きを間違えた」という内容の様だから、団信の契約にまつわる話としては常識に照らしても違和感がある。手続きを巻き戻したいという貴方の要望に対し、不動産業者が押し留めようとして言ってくることにも相応の根拠がある筈なんだが、多分貴方はそこもマトモに聞いて理解しようとしていないよね。なぜダメなのか、他にどういう手立てがあるのか、相手が説明している筈なのだから、まずはそこに耳を傾けないと、知恵袋で無暗に味方を募ろうとしたら余計に話がややこしくなるよ。

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