教えて！住まいの先生

質問１
安くなることはないと思いますよ。高騰した都会の駅近タワーマンションなどはわかりませんが、地方都市の中古住宅は高くなることはあっても安くはならないと思います。

質問２
要因は色々ありますが、一番は建築価格の高騰だと思います。新築価格が上がっているので、中古住宅も上がっているのです。
また、リフォーム費用も上がっています。木材や建材が高くなっているためです。
そもそも、中古住宅は私の感覚では10年以上前から品薄でした。住宅ローンの金利が安いために築浅では売りに出ないし、築年数が古くなるとリフォームに費用が掛かりすぎるため、程度のよい中古住宅はそもそもなんなにないのです。
ウクライナ戦争は関係ありますが、直接的な原因ではありません。

質問３
値段が上がっているというよりも、お金の価値が下がっていると思って良いと思います。円安も進んでいますが、そもそも米ドルも下がっていたのです。
全ての物価が上がっているので住宅も上がっていると考えて良いと思います。

質問４
そうそう下がることはないと思いますよ。
円安が続けば日銀が利上げをすることになります。そうなると住宅ローンの金利が上がります。例え見た目の販売価格が変わらないとしても、金利が上がると支払い総額は上がりますので、事実上の値上げということになります。
今の金利は最低値ですので、1％上がるだけでも相当変わってきます。
仮に1％が2％になると、支払い額で考えると相当上がることになります。
2000万中古住宅だと、1％で370万円、2％で780万円。410万円も違います。
まもなく、2000万円の物件は410万円値上げされるということと同義です。

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