教えて！住まいの先生

建設業をやっているものです。ホームセンターで揃うものですと、

・コーキング材(カートリッジタイプの物)
→変性シリコンシーラントというもの。変性と書いてないものは違う種類です。
・プライマー
→コーキングの棚にあると思います。プライマーと書いてあればそれです。
・マスキング
→コンクリート用と書いであるマスキング。コーキングの棚にあると思います。
・ハケ
→プライマーを塗る用の小さいもの
・コーキングガン
コーキング材をセットして中身を注入できるようにする物
・ヘラ
目地の幅を測り同じサイズのものを買う。プラスチックの物の安価なものも売っています。先に切って貼り付けるスポンジタイプの物もあり、そちらの方が初心者の方には使いやすいかもしれません。

ある程度でいいのでしたらYouTubeに載っているコーキングの仕方をよくみて勉強してからやれば、耐久性は別として形にはなると思います。

コーキングとシーリングは同じ意味で捉えてもらって大丈夫です。

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ＲＣの場合は外壁の防水は、シーリングに頼っています。

シーリングは、幅と厚みと部材への接着面が非常に大事です。

シーリングの打ち増しは、これを全部無視した施工で、古いシーリングの薄い保護にしかならず、機能は古いシーリングのママなので、何もしないのと同じです。精々１～３年寿命を延ばしているだけです。

決めるのはお施主さんですから、どちらを選んでもこちらは傍観するしかないですが、数年経って失敗したと思うのがオチです。

費用を出したくないのなら、塗装のランクを下げるしかないでしょう。塗装に関係する仕事を勉強する気がない業者さんが、素直に聞くとは思えませんが。

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鉄筋コンクリートならば、誘発目地の上ですか？

その場合は、技術的に分かっている会社ならば増し打ちは絶対にしないです。
誘発目地のシールが切れて雨漏りするということは本当に多いので、そこな重要な部分なのです。３面接着であったりもしますし。
少しケチって大損をしたいのなら増し打ちを選んでください。

でも・・・増し打ちを薦める業者・・・常識的に考えればそんな業者とは契約はしないですけど。

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建築の用語に、増し打ち という言葉はありません。

これは、ペンキの上にペンキを塗るようなものです。

古いペンキを除去しないで塗ったなら、
新しいペンキは傷まなくても、古いペンキが下地から剥がれてきます。

こうなると、手の施しようがありません。

ウレタンシーリングの上に塗装がしてあり、その上の塗り替え工事なら、そのまま塗り替えれば良いのです。

また、変成シリコンの表しであるなら、
予算がないから旧シーリングを撤去しないという選択はありません。

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打ち増しシーリングはブリッジとも言い在来ｼｰﾘﾝｸﾞの幅が20mmの場合、シーリングの幅が45mm程度になることが予想され、材料が多く必要な上、仕上げが難しく、見てくれも悪いので、仕上材が薄く打替えが困難な場合しか使われません。

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増し打ちする場合、元々のコンクリートとの境目の強度確保が重要になります。
打ち継ぎ接着剤という物を使用するのですが、エポキシ系など色々有ります。
但し、所詮は接着剤ですので、一体物のコンクリートから比べれば強度は落ちます。又、接着剤も経年劣化します。

もし、雨漏り等の不具合が無いのであれば、お金を掛けて増し打ちして、強度を下げるような事はしない方がいいかと思います。

打ち継ぎ接着剤について（参考）
https://sagashiba.jp/products/640

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