教えて！住まいの先生

>皆さんならどちらを選択しますか？
がご質問ということでしょうか。

あなたの立場に立てるわけではないので、想像で答えるしかありませんが、私ならシビアに、「何処が一番出費が少ないか」を緻密に計算して決めるかも知れません。

その結果、実家から通うのが最も出費が少ないと計算に出たら、「いずれ実家を出て独立する」計画は先延ばしにして、まずはその資金を貯めるための方法として実家通勤をきめます。

計算方法は簡単です。
このあたりと決めた候補の場所で一人暮らしするための賃貸契約初期費用、家賃、水道光熱費、食費、その他家具類や家事道具類などの購入費用などを全て合計し、それに通勤手当を差し引いた通勤費をあわせた金額を総経費として、２年分くらいの合計を出し、それぞれ場所ごとに比較するだけです。

「親に出してもらう」は社会人なのですから無しです。一時的に立て替えてもらったとしても月々返済していく計画で全部経費計算に入れます。

実家から通う場合は家に社会人としてのけじめとして食費や光熱費負担分を家賃相当額として親に渡す金額を計算にいれます。それで計算した結果、最も安いところに住む。

とりあえず2年分として計算するのには理由があります。大抵のアパートは２年更新なので更新料を払うか引っ越すかをそのときになると決断しなければならないシーンが必ず来るからです。ですからいまは２年以上は予測できないとしてそこまでの計算をするのです。

会社なんて結局の所自分が生活するのに必要な資金を調達する場所にすぎないのですから勤務するのに必要な出費はその経費に過ぎません。そんな出費が人生を豊かにしてくれることなんてないのですから、数字でシビアに計算して、少しでも余ったお金を貯めて、次のステップのための資金作りにすればいいのです。

そうしているうちに、自分を取り巻く環境はどんどん変わっていき、２年もすると、最初の計画にはなかった新たな夢や反対に障害も出てきますから、そのときになったら、次のステップを計画しなおすのです。

彼氏または彼女に会うのに都合の良い場所に引っ越したいとか、職場に近いとすぐに残業させられたり、困った先輩が遊びに来るから引っ越したいとか、親がなにかと干渉してきていやなのでアパートに引っ越したいとか。

今は想像すらしていなかったことが２年後にはいっぱいでてくるでしょう。青春はほんのいっときのことなので、立ち止まっていることなんて許されませんよ。

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