教えて！住まいの先生

埼玉県で任意売却専門の不動産会社、ハウスパートナー株式会社の代表、中島と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

このような相談内容はよくあります。
ご質問内容から、3つのポイントを解説します。

①養育費の問題
この養育費の支払いは、公正証書や調停での和解や判決を取っていますか？
口頭での約束や法的有効でない書面締結では、元夫からの養育費の強制的な受領ができなくなります。

②現在の状況から推測（来月までが期限で一括返済を要求されています）
住宅ローンを滞納すると
・1～4ヶ月 督促通知
・5～6ヶ月 期限の利益の喪失（金融機関とのローン契約解除 → 一括返済請求）
・6ヶ月～ 代位弁済（債権が保証会社に移行 → 一括返済請求）
＊重要なポイント
・7ヶ月～ 競売申請

◎重要なポイント
代位弁済後、約１ヶ月間程度、放置すると、保証会社は、すぐに競売申請手続きへ移行します。
但し、代位弁済後、すぐに「任意売却の申し出」を保証会社にすると、約3～6ヶ月間、任意売却の時間を与えてくれます。

任意売却をするなら、このタイミングを逃してはいけません。

③土地名義の父親の協力は可能か
元夫のローン借入時の際、父親は担保提供者となっているのか？、連帯保証人となっているのか？
任意売却の対応が異なります。

いずれにしろ、任意売却を行うのは、元夫です。元夫が前向きに任意売却を検討しなければ、現在の住まいが競売処分されてしいます。

元夫に任意売却を正しく理解してもらう為にも、任意売却専門の不動産会社にご相談することをお勧めします。

但し、悪質業者も多いので、業者選定は慎重に行ってください。

参考ブログ 悪質業者の見分け方
https://www.house-partner.jp/contents/category/please-be-careful-about-malicious-vendors/

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