教えて!住まいの先生
Q 換算地耐力が3.0〜4.0tという事は、地盤改良は、松杭、ユンボで地下1〜0.5m攪拌、柱状改良、ミルク工法、どれですることになりますか?
yc_matsushimaさん、ありがとうございます。
①木造等の戸建ての住宅のご計画 で
②スウェーデン式サウンディング試験による地盤調査報告書に記載
されていた換算地耐力が3.0~4.0t/㎡であった場合になります。
基本的にはベタ基礎でよいのですね。
建物下部の一部に自沈層等があるかどうかは、わかりません。
それはボーリング調査でわかるのでしょうか?
また、伝統家屋の建築にて、ピアチェックがありますが、その場合、何か関連してきますでしょうか?
よろしくお願いします。
質問日時:
2013/4/12 21:36:51
解決済み
解決日時:
2013/4/27 03:59:00
回答数: 2 | 閲覧数: 1583 | お礼: 0枚
共感した: 0 この質問が不快なら
回答数: 2 | 閲覧数: 1583 | お礼: 0枚
共感した: 0 この質問が不快なら
ベストアンサーに選ばれた回答
はじめまして、ホームインスペクション(住宅診断、住宅検査)を行っています、建築士の松島と申します。宜しくお願い致します。
少しざっくりとしたご質問でしたので、
①木造等の戸建ての住宅のご計画 で
②スウェーデン式サウンディング試験による地盤調査報告書に記載
されていた換算地耐力が3.0~4.0t/㎡であった場合の地盤改良等についてという内容でお話をさせて頂きます。
一般的には、全ての計測地点及び深さで換算地耐力が3.0~4.0t/㎡以上(換算N値3.0以上)であれば基礎は現在一般的な工法であるベタ基礎で十分であり、特に地盤改良等の工事は不要となる地盤の強さです。
ただし、建物下部の一部に自沈層等が存在する場合には、建物が不同沈下(建物が一部だけ沈み傾いてしまう)等を起す恐れがありますので地盤改良が必要になるケースがあります。自沈層の位置や程度によって地盤改良の方法は異なりますが、最近は自沈層が深い位置の場合は柱状改良、浅い場合は表層改良(緩い部分の地面を固化剤をいれて撹拌する)が多い様です。
法律的(建設省告示第1347号)には、
地盤の許容応力度が
20kN/㎡ 未満であれば 基礎ぐいを用いた構造
20kN/㎡以上30kN/㎡未満であれば 基礎ぐいを用いた構造 又は ベタ基礎
30kN/㎡ 以上であれば 基礎ぐいを用いた構造、ベタ基礎 又は 布基礎
とする。
(※20kN/㎡≒2.0t/㎡、30kN/㎡≒3.0t/㎡とお考えください。)
と記載されています。
以上、ご参考まで。
■■■ 補足について ■■■
bokusi2002さん
補足部分について回答致します。
自沈層があるかどうかは、地盤調査報告書に記載があると思いますのでご確認してみてください。
一般的には地盤調査報告書の試験結果表(各地点の深さ毎の貫入量等が記載されてある表です)の「半回転数Na(回)」欄の数値が「0」の箇所は自沈層の可能性があります。
(ドリルを廻さなくてもドリルが沈下している状態を示しています)
この場合、「半回転数Na(回)」「貫入状況」「推定土質」などの欄に、「自沈」等と記載されている事が多いのでご確認ください。
記載方法が特殊なものもあるかもしれません。もし分からない場合は地盤調査報告書を発行した会社に連絡をして確認をされると良いでしょう。
それと、伝統家屋の申請との関連については、レアケースであるため一般的な回答をする事ができません。ご依頼の工務店や設計者さん、又は役所等の審査機関にご相談をされる事をお勧め致します。
宜しくお願い致します。
少しざっくりとしたご質問でしたので、
①木造等の戸建ての住宅のご計画 で
②スウェーデン式サウンディング試験による地盤調査報告書に記載
されていた換算地耐力が3.0~4.0t/㎡であった場合の地盤改良等についてという内容でお話をさせて頂きます。
一般的には、全ての計測地点及び深さで換算地耐力が3.0~4.0t/㎡以上(換算N値3.0以上)であれば基礎は現在一般的な工法であるベタ基礎で十分であり、特に地盤改良等の工事は不要となる地盤の強さです。
ただし、建物下部の一部に自沈層等が存在する場合には、建物が不同沈下(建物が一部だけ沈み傾いてしまう)等を起す恐れがありますので地盤改良が必要になるケースがあります。自沈層の位置や程度によって地盤改良の方法は異なりますが、最近は自沈層が深い位置の場合は柱状改良、浅い場合は表層改良(緩い部分の地面を固化剤をいれて撹拌する)が多い様です。
法律的(建設省告示第1347号)には、
地盤の許容応力度が
20kN/㎡ 未満であれば 基礎ぐいを用いた構造
20kN/㎡以上30kN/㎡未満であれば 基礎ぐいを用いた構造 又は ベタ基礎
30kN/㎡ 以上であれば 基礎ぐいを用いた構造、ベタ基礎 又は 布基礎
とする。
(※20kN/㎡≒2.0t/㎡、30kN/㎡≒3.0t/㎡とお考えください。)
と記載されています。
以上、ご参考まで。
■■■ 補足について ■■■
bokusi2002さん
補足部分について回答致します。
自沈層があるかどうかは、地盤調査報告書に記載があると思いますのでご確認してみてください。
一般的には地盤調査報告書の試験結果表(各地点の深さ毎の貫入量等が記載されてある表です)の「半回転数Na(回)」欄の数値が「0」の箇所は自沈層の可能性があります。
(ドリルを廻さなくてもドリルが沈下している状態を示しています)
この場合、「半回転数Na(回)」「貫入状況」「推定土質」などの欄に、「自沈」等と記載されている事が多いのでご確認ください。
記載方法が特殊なものもあるかもしれません。もし分からない場合は地盤調査報告書を発行した会社に連絡をして確認をされると良いでしょう。
それと、伝統家屋の申請との関連については、レアケースであるため一般的な回答をする事ができません。ご依頼の工務店や設計者さん、又は役所等の審査機関にご相談をされる事をお勧め致します。
宜しくお願い致します。
回答
1件を表示しています。
- 前へ
- 1
- 次へ
A
回答日時:
2013/4/13 15:45:27
まず地耐力3~4tと言うのはどこから出た数字なのでしょう?これは地質
調査など行いその結果表土にそれだけの力を掛けても沈下しないという
総合的な判断なのか?それとも建てる建物の積算重量からその位の地耐
力があれば問題が起き難いと考えているのか?ですね。
どうも後者の様に思えるのですが地質調査で地下にあるどの深さの層が
問題を起こすのか?が解らないと工法は決定できないのです。表面や
浅い所を幾ら固めてもその下の地層で問題が出れば結果沈下してしまい
表層改良は意味をなしません。また充分な支持力が出る地層であれば
何ら改良する必要はないのです。
またこれは個人的な意見なのですが前時代的な地耐力という言葉が出た
時点で物理的に設計されて無い様な印象が既にある物なのです……
数学的な裏付の無い工事は行き当りばったりで行う物とほぼ同義ですよ。
調査など行いその結果表土にそれだけの力を掛けても沈下しないという
総合的な判断なのか?それとも建てる建物の積算重量からその位の地耐
力があれば問題が起き難いと考えているのか?ですね。
どうも後者の様に思えるのですが地質調査で地下にあるどの深さの層が
問題を起こすのか?が解らないと工法は決定できないのです。表面や
浅い所を幾ら固めてもその下の地層で問題が出れば結果沈下してしまい
表層改良は意味をなしません。また充分な支持力が出る地層であれば
何ら改良する必要はないのです。
またこれは個人的な意見なのですが前時代的な地耐力という言葉が出た
時点で物理的に設計されて無い様な印象が既にある物なのです……
数学的な裏付の無い工事は行き当りばったりで行う物とほぼ同義ですよ。
1件を表示しています。
- 前へ
- 1
- 次へ
Yahoo!不動産で住まいを探そう!
関連する物件をYahoo!不動産で探す
-
新築戸建て
4000万円以内の新築一戸建て
-
新築戸建て
駅まで徒歩10分以内の新築一戸建て
-
新築戸建て
南側に道路がある新築一戸建て
-
新築戸建て
総区画数50戸以上の大規模分譲地の新築一戸建て
-
新築戸建て
駐車場が2台以上ある一戸建て
-
新築戸建て
間取り変更可能な新築一戸建て