教えて!住まいの先生

Q 初めまして。 回答リクエストお願いします。 現在、飯田産業の新築建売の購入を検討しています。 自分の住んでいる地域(岡山県)は、今のところ一建設かアーネストワンがメインで、タクトホ

ームがほんの少ししかありません。
そこで、いくつか質問させてください。

①建物診断は必ずしてもらった方がいいですか?
気に入った物件があったとして、一建設やアーネストワンに「建物診断をしたいから、少し待って(保留)欲しい。」とお願いしても、その間に他の客が買ってしまうとその客に売るのでしょうか?

②飯田産業は、建物が完成してからたった1ヶ月売れないと値下げしていますが、何故そこまで売り急ぐのですか?
近所に他のハウスメーカーの新築建売もありますが、売れなくてもあまり値下げしていません。何か理由があるのですか?

③一建設とアーネストワンの建物に何か違いがありますか?
何回かオープンハウスに行き、両方の建物を見学したところ、一建設の方が収納が多いように思えたのと、アーネストワンはオール電化だった事くらいしかわかりません。
他にも何か違いがあれば教えてください。

④ある地元の工務店の人から聞いた話ですが、関東や名古屋辺りでは新築建売が多いみたいな事を言っていたのですが、これからは岡山県もこのような流れになるのでしょうか?

いろいろ質問してしまいましたが、よろしくお願いいたします。
質問日時: 2016/6/29 10:15:39 解決済み 解決日時: 2016/7/4 16:14:24
回答数: 3 閲覧数: 2777 お礼: 100枚
共感した: 1 この質問が不快なら

ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2016/7/4 16:14:24
飯田産業の建売住宅の購入を検討されているのですね。

Yahoo知恵袋で専門家登録をして頂いているゼロシステムズの田中勲と申します。

ご質問にある、飯田産業、一建設、アーネストワン、タクトホームは、飯田グループホールディングスというグループ会社の傘下です。

ローコストの建売住宅と言えども数千万円の大金を支払って購入するのですから、購入後に後悔しない為にも、必ず、専門家の建物診断を受けるべきだと思います。

残念ながら私どもでは、少人数なので岡山県まで建物診断を行ないに伺うことは出来ませんが、WEBで検索すれば、建物診断を行なって頂ける住宅診断事務所を見つける事が出来ると思います。

過去にYahoo!知恵袋で建売住宅の注意点など解説しましたのでご参照ください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1195108161

ただ、ご質問者の言うとおり、飯田産業を含めて飯田グループホールディングス全体に言えることですが、“購入の意思表示をしても契約するまで物件を止めない”という傾向にあります。

これは、一般的な中小規模の不動産会社が新築の建売住宅の分譲事業を計画する場合は、土地仕入れ~建築~販売~資金回収・・・というプロセスを1年という期間で計画しますので、比較的ゆとりのあるスケジュールです。

しかし、飯田グループホールディングス系は、同じプロセスを半年以内の目標にしています。同じ資金を1年で2回転することで収益率を上げてローコスト化を実現しているという事です。

従って、これらの会社は、半年以内の完売目標を達成する為に、段階的に販売価格を下げて販売促進を図る傾向にあります。

値下げのタイミングの一例として、1.更地状態 ~ 2.建築中 ~ 3.建物完成 ~ 4.完成後1~2ヶ月 というタイミングで自ら段階的に値下げして販売促進を図る場合もさります。

一例ですが、時には、更地状態で3180万円、建築中に2980万円、建物完成2780万円、完成2ヶ月後に2580万円と当初から比べると大幅に値下げしているという事も見受けられます。

ただ、飯田産業などの飯田グループホールディングスの系に共通して言えることですが、『自ら値下げするけど、値下交渉には渋い・・・』傾向にありますので値下交渉については注意が必要です。

このような理由で、建築の工期にシワ寄せがあるのは事実です。また、契約しようとする顧客にも契約日や残金決済日の設定の段階でシワ寄せがあります。

建売住宅を選ぶ際は、飯田産業、アーネストワン、一建設、タクトホームなどの会社名で選ぶのでは無く、1棟1棟の個々の建物を見極める必要があります。

一般的に30坪位の一戸建住宅であれば、1人の大工さんが造ります。

10棟現場であれば、10人の大工さんが必要になります。

新米の大工さんから、この道50年のベテランの大工さんまで様々です。

建売住宅や注文住宅に限らず、雑であったりモラルの低い大工さんが担当した家は、極めて欠陥住宅に近い新築も中にはあります。

従って、たとえ高級な大手ハウスメーカーの注文住宅であっても建物診断をする必要があると思います。

一建設、飯田産業、アーネストワンは、同じグループですが、建物の構造は、微妙に違います。

一建設は、2階建であれば、一般的な在来軸組工法です。

飯田産業は、IDSⅤ型と言われるオリジナル工法です。

これは、上棟途中を見た事がありますが、1階を組立てから2階を組立てるので、一見ツーバイフォー構造に似ていますが、実際は、在来工法+パネル工法で床下に束の無い構造です。

アーネストワンも在来工法ですが、ダイライトという不燃材の構造用パネルを用いて構造強化を図っています。また物件によって異なりますが制振装置が付いている事もあります。

建物の表面に見える設備仕様は、地域や現場によって異なるでしょうから、現況を見て好みで判断してください。

ただ、建売住宅に共通して言える事が、網戸など標準でなくオプションが多いので注意が必要です。

長文になってしまいましたが、お役に立てましたでしょうか?
  • 参考になる:2
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この回答が不快なら

質問した人からのコメント

回答日時: 2016/7/4 16:14:24

回答していただき、ありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。

回答

2 件中、1~2件を表示

  1. 前へ
  2. 1
  3. 次へ
A 回答日時: 2016/6/29 22:13:04
①八百屋で「この大根買うかもしれないので取り置きしてくれ」というような(特にIグループにおいては)感覚です。多少は待つかもしれませんが、限度があります。
②一日寝かすだけでも、土地取得時の金融機関からの借り入れ金利が発生します。
③基本的な違いはないはずです。
④需要があればそうなるでしょう。岡山の事情はわからないので何とも言えません。良くも悪くもローコストの歴史と実績は、タ○ホームなど目じゃない会社です。
  • 参考になる:0
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2016/6/29 14:49:45
①必ずではありませんが、建物診断はお勧めします。
会社そのものは大企業で、コンプライアンスもしっかりしていますが、現場監理がひどすぎます。
適正な建築計画の元で建築を進めても、あれでは職人の手抜きを見抜くことはできません。
建物診断中の物件止めはできないと思います(申込みでも物件を止めれません。手付契約を最優先しています)。

②売り急ぎは会社の経営方針です。
営業担当の人数が少なく、最後は損切りしてでも売りさばかないと次の現場に行けません。

③一建設やアーネスト等の違いは、商品コンセプトとして多少の特徴の違いはありますが、大本は飯田グループの一員ですので、似たような物です。
設備の違い(オール電化等)は、会社ごとではなく、現場ごとに多少違いを持たせているようです。
ちなみに一建設、アーネストは在来工法、飯田建設はツーバイフォーだったと思います。

④申し訳ありませんが、岡山県の事情は分かりかねます(当方関東のため)。
ただ、飯田グループは全国規模なので、売地が多い地域ではこのグループの建売が増えるのではないでしょうか。
  • 参考になる:0
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

2 件中、1~2件を表示

  1. 前へ
  2. 1
  3. 次へ

Yahoo!不動産で住まいを探そう!

関連する物件をYahoo!不動産で探す

売る

家を売りたい!と思ったら

不動産会社に無料で査定依頼ができます。

知る

Yahoo!不動産マンションカタログ

マンションのスペック情報だけではなく、住んでいるからこそわかる、クチコミ情報を提供しています。
たくさんのマンションの中から、失敗のない「理想の住み替え先」がきっと見つかります。

ページの先頭へ

JavaScript license information