教えて！住まいの先生
Q マンションの耐震化についてお訊ねします。
私の住むマンションで耐震強化工事をする事になりました。
工法はスリットを腰壁に入れるという事です。
疑問点はスリットを入れると何故耐震強化になるのでしょうか？
スリットを入れると構造的な強度が落ちる気がします。
スリットを入れるとIs 値は向上するのでしょうか？
補足
工法はスリットを腰壁に入れるという事です。
疑問点はスリットを入れると何故耐震強化になるのでしょうか？
スリットを入れると構造的な強度が落ちる気がします。
スリットを入れるとIs 値は向上するのでしょうか？
一級建築事務所に耐震強化を依頼して提案されたプランがスリットを入れるという事でした。私自身はスリットを入れれば地震の破壊力を逃がす役割はあるだろうとは思いますが、建物の強度はむしろ低下するのでは？と懸念しています。建物強度以外にIs 値の構成要件はあるのかが知りたいです。
質問日時：
2017/6/22 22:08:58
解決済み
解決日時：
2017/7/7 03:03:49
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時：
2017/7/7 03:03:49
Is値の構成要素は、大きく分類すると、①強度指標、②靭性指標、③経年指標、④形状指標があり、これらを乗じたものがIs値になります。
特に①と②を乗じたものが建物のエネルギー吸収能力に相当し、腰壁にスリットを入れる前は強度は大きいが、靭性(粘り)が小さい状態であるのに対し、スリットを入れた後は強度は小さくなるが、靭性が改善され結果としてIs値が向上したと考えられます。
靭性が大きい場合、強度は小さくなる傾向があるため、必要最低強度の判定基準Ctu･SD値が設けられています。
また、スリットを入れると建物の変形を許容することになるので、玄関ドアが変形に追従できるか確認しないと避難できなくなります。
特に①と②を乗じたものが建物のエネルギー吸収能力に相当し、腰壁にスリットを入れる前は強度は大きいが、靭性(粘り)が小さい状態であるのに対し、スリットを入れた後は強度は小さくなるが、靭性が改善され結果としてIs値が向上したと考えられます。
靭性が大きい場合、強度は小さくなる傾向があるため、必要最低強度の判定基準Ctu･SD値が設けられています。
また、スリットを入れると建物の変形を許容することになるので、玄関ドアが変形に追従できるか確認しないと避難できなくなります。
回答
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A
回答日時：
2017/6/23 08:49:28
☆、マンションの耐震化に関する促進工事は、構造計算を読み解く
能力は建築構造一級建築士となるかと思います。疑問の建物の腰壁
にスリットを設けることは、耐震強化と云うよりは地震伝達の回避
策になるかと思います。其れにより力の伝達の吸収対策と思います。
建物全体で主には、役所の古い耐震建物に鉄骨でバランス良くX-状
に補強されている建物を診るがそれが普通のようです。又、IS値の
耐震指標値を総会説明会で簡単に解り易い説明を求めては如何です。
能力は建築構造一級建築士となるかと思います。疑問の建物の腰壁
にスリットを設けることは、耐震強化と云うよりは地震伝達の回避
策になるかと思います。其れにより力の伝達の吸収対策と思います。
建物全体で主には、役所の古い耐震建物に鉄骨でバランス良くX-状
に補強されている建物を診るがそれが普通のようです。又、IS値の
耐震指標値を総会説明会で簡単に解り易い説明を求めては如何です。
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