教えて！住まいの先生

Q 敷地面積10坪建ぺい率80% 容積率200% 準工業地域(第2種特別工業地区)で最大24坪3階建てが建てられると伺いました。

ただ、容積率から20坪までしか建てられないと思うんですが、建てられるのでしょうか？
建てられるのであれば、計算方法を教えてください。

また、エリアによって2階建てか3階建てか決められていると思いますが、決め手として容積率、建ぺい率、用途地域で区別されていますか？
用途地域でいうと低層とつく地域以外は3階建て以上は建てられるのでしょうか？

教えてください。よろしくお願いいたします。

質問日時： 2018/3/22 22:11:14 解決済み解決日時： 2018/3/23 01:21:45
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A 回答した人：鈴木　賢さん回答日時： 2018/3/23 01:21:45
専門家

建築設計・ホームインスペクション（住宅診断・住宅検査）を行っている建築士の鈴木です。

条例や建築協定で定められている場合は別ですが、建築基準法では階数の規定はありません。容積率や道路斜線など高さの制限で「結果として」建てられる階数が決まります。

今回の10坪の敷地の場合、建蔽率が80％ですので建築面積8坪の総3階建（＝24坪）を想定しているのだと思われます。
容積率の限度が200％なので20坪までしか建てられないように思えるかもしれませんが、駐車場・駐輪場に関しては延床面積の合計の5分の1までは容積率に算入しなくて良いという規定がありますので、容積率不算入の1階ビルトイン車庫4坪を計画しているのではないでしょうか？（24÷5＝4.8で4.8坪までの車庫は容積不算入）。

更に状況（敷地や予算）によっては地下の住宅部分は3分の1までは容積率に算入しなくて良いという規定も使えますので、もう少し延床面積を増やすことも可能です。

参考になりましたら幸いです。