教えて!住まいの先生
Q コンパウンドの番数とサンドペーパーの番数、粗さとの関係に違いはありますか?
何故このような疑問を持ったかと言いますと、ホームセンターで買った半練りコンパウンドと言うのを使っておりまして、何でもピカピカになるので便利なのですが、粒度が#320と書いてあります。、普通に考えてサンドペーパーで#320はかなり粗くてピカピカどころかザラザラの域だと思うのですが、このコンパウンドは#320で、鏡の鱗取りでも活躍しますし、金属も顔が映るくらいになります。中身が間違っているのか表記が間違っているのか、それともサンドペーパーの番号とコンパウンドではまったく違うのか、誰か知識のある方回答お願いします。
感覚的には1500のペーパーの後にこのコンパウンドで仕上げるくらいの細かさに感じます。
ちなみに液体ピカールよりは明らかに粗い感じです。
風呂場の鏡に使うと液体ピカールで落ちないような水垢が一瞬で消え去ります。
ちなみに製品はH&H HAND TOOLS 半練りコンパウンド 研磨材 一般金属用 G100R
メーカーはSANKYO CORPORATIONです。
感覚的には1500のペーパーの後にこのコンパウンドで仕上げるくらいの細かさに感じます。
ちなみに液体ピカールよりは明らかに粗い感じです。
風呂場の鏡に使うと液体ピカールで落ちないような水垢が一瞬で消え去ります。
ちなみに製品はH&H HAND TOOLS 半練りコンパウンド 研磨材 一般金属用 G100R
メーカーはSANKYO CORPORATIONです。
質問日時:
2019/3/7 23:05:59
解決済み
解決日時:
2019/3/13 09:51:21
回答数: 1 | 閲覧数: 7156 | お礼: 50枚
共感した: 4 この質問が不快なら
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2019/3/13 09:51:21
久しぶりに、良い質問に巡り合えた。
最初に、専門家ではないので
間違っていたらゴメンナサイです。
うまく表現できないのですが
研磨という不思議な現象に興味がある者の戯言です。
>コンパウンドの番数とサンドペーパーの番数、粗さとの関係に違いはありますか
違いは、あります。
番数は同じでも粗さは違います。
番数は、粒度です。
粒の大きさを示し、粒の固さではありません。
ペーパー番手・・・・・・・コンパウンドの粒子の大きさ(ミクロン)
320番・・・・・・・60
400番・・・・・・・40
600番・・・・・・・30
1000番・・・・・・・16
1200番・・・・・・・12
2000番・・・・・・・9
3000番・・・・・・・5
4000番・・・・・・・3
6000番・・・・・・・2
8000番・・・・・・・1
15000番・・・・・・・ 0.5
だいたい、こんな感じ。
ピカールは、だいたい1000番くらいです。
ペーパーの番号は、1平方センチメートルの中に粒が何個あるかで示されると聞きます。
ペーパー320番の粒の大きさは、
1平方センチメートルの中に粒が320個あるということなので
約0.55mm=550ミクロンとなります。
粗さで比較すれば約10倍も違うのに、320番と60ミクロンが同等といわれるのは研磨力が同等だからです。
つまり、コンパウンドの研磨粒子はペーパーの何倍も強いということを示しています。
半練りや液体コンパウンドは、二酸化ケイ素、酸化セリウムなどの粒によって磨き上げますが
ペーパーは砂岩、泥岩、ダイヤモンド粒子だったりします。
研磨剤そのものの固さが研削力、研磨力の違いに影響します。
ただ、粒が大きいから強く、小さいから弱いというわけではありません。
研磨は、研削を進めていくと、対象物の凸凹も小さくなってしまうので
ある程度小さくなってしまうと研削できなくなります。
ある程度大きさの凸凹面に対して、削る力がある粒をぶつければ削れてきますが
粒が小さいと凸凹面に入ってしまい削れません。
粒が大きいと引っ掛かる場所が少なく削れません。もしくは新たな傷を作ってしまいます。
なので、傷などの深さ、大きさに対して少し小さい研磨粒子をぶつけることで
効率よく凸凹を削っていきますが、その凸凹も小さくなっていくので、
粒子も小さいものに変更する必要が出てきます。
すでにお分かりになっていると思いますが
320番で磨くのと1000番で磨くのでは、研磨力が違うので
液体ピカールよりは明らかに粗い感じで
風呂場の鏡に使うと液体ピカールで落ちないような水垢が一瞬で消え去ります。
ということは、1000番より320番のほうが研削力が強いからです。
ただし、ペーパーで同様のことを行うと水垢を除去するとともに
新たな傷を作ってしまうほどの大きさであるということです。
320番なら0.55mmの傷を作ってしまいます。
コンパウンドだと、320番相当でも0.06mmの傷で済みます。
でも、ある程度、研削が進むと削れなくなります。
そこから先は研磨という領域になります。
どこまでが研削で、どこから研磨となるのか。
長くなるので割愛します。
鏡面を作るってことは、現代では比較的簡単になったのですが
なぜ鏡面ができるのかは、明確な理由が無く
その道の専門家が解明研究を続けていると聞いています。
最初に、専門家ではないので
間違っていたらゴメンナサイです。
うまく表現できないのですが
研磨という不思議な現象に興味がある者の戯言です。
>コンパウンドの番数とサンドペーパーの番数、粗さとの関係に違いはありますか
違いは、あります。
番数は同じでも粗さは違います。
番数は、粒度です。
粒の大きさを示し、粒の固さではありません。
ペーパー番手・・・・・・・コンパウンドの粒子の大きさ(ミクロン)
320番・・・・・・・60
400番・・・・・・・40
600番・・・・・・・30
1000番・・・・・・・16
1200番・・・・・・・12
2000番・・・・・・・9
3000番・・・・・・・5
4000番・・・・・・・3
6000番・・・・・・・2
8000番・・・・・・・1
15000番・・・・・・・ 0.5
だいたい、こんな感じ。
ピカールは、だいたい1000番くらいです。
ペーパーの番号は、1平方センチメートルの中に粒が何個あるかで示されると聞きます。
ペーパー320番の粒の大きさは、
1平方センチメートルの中に粒が320個あるということなので
約0.55mm=550ミクロンとなります。
粗さで比較すれば約10倍も違うのに、320番と60ミクロンが同等といわれるのは研磨力が同等だからです。
つまり、コンパウンドの研磨粒子はペーパーの何倍も強いということを示しています。
半練りや液体コンパウンドは、二酸化ケイ素、酸化セリウムなどの粒によって磨き上げますが
ペーパーは砂岩、泥岩、ダイヤモンド粒子だったりします。
研磨剤そのものの固さが研削力、研磨力の違いに影響します。
ただ、粒が大きいから強く、小さいから弱いというわけではありません。
研磨は、研削を進めていくと、対象物の凸凹も小さくなってしまうので
ある程度小さくなってしまうと研削できなくなります。
ある程度大きさの凸凹面に対して、削る力がある粒をぶつければ削れてきますが
粒が小さいと凸凹面に入ってしまい削れません。
粒が大きいと引っ掛かる場所が少なく削れません。もしくは新たな傷を作ってしまいます。
なので、傷などの深さ、大きさに対して少し小さい研磨粒子をぶつけることで
効率よく凸凹を削っていきますが、その凸凹も小さくなっていくので、
粒子も小さいものに変更する必要が出てきます。
すでにお分かりになっていると思いますが
320番で磨くのと1000番で磨くのでは、研磨力が違うので
液体ピカールよりは明らかに粗い感じで
風呂場の鏡に使うと液体ピカールで落ちないような水垢が一瞬で消え去ります。
ということは、1000番より320番のほうが研削力が強いからです。
ただし、ペーパーで同様のことを行うと水垢を除去するとともに
新たな傷を作ってしまうほどの大きさであるということです。
320番なら0.55mmの傷を作ってしまいます。
コンパウンドだと、320番相当でも0.06mmの傷で済みます。
でも、ある程度、研削が進むと削れなくなります。
そこから先は研磨という領域になります。
どこまでが研削で、どこから研磨となるのか。
長くなるので割愛します。
鏡面を作るってことは、現代では比較的簡単になったのですが
なぜ鏡面ができるのかは、明確な理由が無く
その道の専門家が解明研究を続けていると聞いています。
質問した人からのコメント
回答日時: 2019/3/13 09:51:21
詳しい回答ありがとうございます。
個人的には番数と、仕上げ具合の関係がペーパーとコンパウンドで統一されてた方がありがたいとですが、慣れるしかないみたいですね。
凄く雑ですが、実際に使った感じと、今回回答して頂いた内容をで思ったのはコンパウンドの数字を10倍して考えてると大体イメージと近いのかな?と思いました^_^
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