教えて！住まいの先生

不動産業の営業をしております。

単純計算で
350万円（年収）×30%
=住宅にかけて良い年間上限額

÷12ヶ月
-33,400円（固定の借入支出の合計額）※携帯の分割払い等もあれば、借入と見られます。
=住宅にかけて良い月間上限額

÷3,000円（算出金利（利息のようなもの）
×100
=1,720万円

上記計算に基づき1,720万円の借入が可能です。

ただし注意点が3点あります。
近頃リフォーム物件の担保価値をフラットがかなり厳しく見ています。例えば築50年のマンションで600万円のリフォームをしている場合です。
リフォームをしたところで、建物や部屋の価値は変わらない、万が一投稿者様がローン返済を滞りがった場合、極端な話、差し押さえをし競売にかけた場合、マンションの価値は650万円しかない、差額の650万円をどう回収するか、という視点です。

対策としては固定金利で借りる部分を抑えて、アプラス等、諸費用や本体価格も変動金利で借りる割合を増やすことがあります。

2点目に、年齢が若く単身なことが挙げられます。過去に住宅ローンを利用後、投資目的に悪用をしたケースが多発し、若い方のローンがかなり厳しくなっています。
可能なら恋人や、親に住民票を新居にうつしても良いか相談した方が良いかと思います。許可が出たら、親と住むために買う、恋人と住むために買う等の2人以上で住むというアピールをした方が承認の確率が上がると思います。

3点目に検討物件が適合証明書が取得できるかどうかです。適合証明書がないとフラット35で融資は受けられません。
そのため不動産屋に適合証明、ひいてはフラット35の要件（平米数等）を満たしているかどうか、尋ねてみると良いと思います。

投稿者様のせいではなく、物件のせいでローンが通らないこともありますから、まずは気軽に仮審査、そして本審査を通してみて良いと思います。もし否決になってま落ち込まないで良いと思います。
参考まで、失礼致しました。

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