教えて！住まいの先生

はじめまして、建築設計・ホームインスペクション（住宅診断・住宅検査）を行っている建築士の鈴木と申します。

はじめに、以下のコメントはあくまでもご質問文のみから回答していますので、的外れや勘違い等の可能性も多分にあります。あくまでも一つの意見としてご覧いただき、ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。

･･･沢山のビスが撃たれており、それらが見えてしまっている状態･･･ビスが飛び出てきました。
⇒どうしても人が作業を行いますので完璧に行かないことは多々ありますが、
「ビスが打たれたまま」：昨今の新築住宅においては考えにくい状況。
「ビスの飛び出し」：作業後の確認ができていない。（適切な施工心構えがあるとは思えない？）
状況に思えます。

また、対応方法については個人的には①（若しくはそれ以上）が望ましいと思います。

ただ、引越し完了後とのことなので、
・数日間は2階を使わなくても生活が可能。（2階が個室+トイレのみ等）
・工事期間は立合いが必要になると思われるが対応可能。
等の条件がでてくると思います。

①を選ぶ理由としては、今後数十年お住いになる可能性がありますので、仮に一時しのぎの修繕だとすると、今後この問題に度々悩まされる可能性があるからです。

また別の理由として、昨今はプレカットといって予め工場で部材をカットして現場では組み立てのみ行う方法が多いからです。

仮にプレカット工法だった場合、プレカットが１，2段目のみ間違っていたとは考えにくく全ての段に影響が無いのかが気になります。（１，2段目の取り合い部分のみ工場への指示が間違っていて、現場加工若しくは現場調整した可能性も考えられますが･･･）

従って、まずは何が原因で現在の状態になっているのか、それに対してどのような是正を行うのかをきちんと説明して頂き、納得した上で修繕してもらうことが大切だと思います。

専門用語等がでてくると「？？？」になる可能性もあると思いますが、分からない場合は遠慮なく質問して下さい。もし、営業と現場の担当者がいる場合は、両者と一緒に打合せされることをお勧めします。（工事担当でぶっきらぼうな方もたまにいますが、営業の方がいれば間に入ってクッションになってくれると思いますので）

もし、個人での対応が難しいと思われる場合は、費用は掛かりますが第3者のホームインスペクション等を利用することも方法の一つだとは思います。

以上、参考となりましたら幸いです。

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