教えて！住まいの先生

質問者さんが見た雨漏りとは、雨漏りの出口の事です。
雨漏りは出口を見ても何の意味もありません。
出口から追っていき、入口を特定するのです。
方法は、天井点検口を付けるなどし、最後は散水試験をやる場合もあります。
無償でやるところは少ないでしょう。
また、すぐに判明するとは限りません。
台風など風が伴う雨の時しか雨漏りにならない時もあるからです。

天井点検口を付けてから、雨漏りをした時の雨の降り方はどういう降り方だったのかを、住んでいる人が観察するのです。
点検口に胸から上を潜り込ませ、濡れているところを触ったり照明を当てて見たりして。
こうした方法を取る事で、入口が絞られるのです。
それでも外観から観察して、これだと特定できない場合が多いです。
そうしたら散水試験などをするのです。
これで入口が特定され原因が判明します。
散水試験も無償でやってくれるところは少ないでしょう。
きちんとやるなると時間がかかりますから。

他に、雨漏りの出口から入口を「推測」し、特定したつもりになる業者もいます。本当に特定できるのは稀です。
たぶんここだ、という事で修理するのですが、直らなくて次々とさらなる修理を迫るのです。
これをやるのは、私は悪質業者だと思っています。

雨漏りは、イライラするお気持ちは分かりますが、きっちりと順序だてて原因特定こそ大切なのです。
そういう業者をお探しください。

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