教えて！住まいの先生

築24年の高層マンションにお住まいとのことですね。地震時に火災が発生した場合のリスクについてお答えします。

火災の広がりについて
マンションは一般的に耐火構造で建てられており、火災が発生した場合でも火元の部屋だけで被害が収まることが多いです。各戸を隔てる壁は耐火構造であり、火が壁を突き破ることはほとんどありません。
ただし、窓や出入り口などの開口部から火や煙が広がる可能性があります。

避難について
初期消火: 火災が発生した場合、初期消火が重要です。消火器を使って初期段階で火を消すことができれば、被害を最小限に抑えることができます。

避難経路の確認: 日頃から避難経路を確認し、緊急時に迅速に避難できるように準備しておきましょう。エレベーターは使用せず、階段を使って避難することが重要です。

避難訓練: マンションの管理組合が開催する避難訓練に参加し、実際の避難方法を確認しておくと安心です。

地震による倒壊リスク
築24年のマンションは、1981年に導入された新耐震基準に基づいて建てられている可能性が高く、震度6強から7程度の地震に耐えられるように設計されています。
ただし、地盤の強度や建物の形状、メンテナンスの状況にも依存します。

まとめ
火災が発生した場合でも、マンション全体に火が広がるリスクは低いですが、避難経路の確認や初期消火の準備をしておくことが重要です。
地震による倒壊リスクも低いですが、日頃からの備えが大切です。

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