教えて！住まいの先生

施主の要望が不明では比較する判断材料がない。
先ずは、各社の提案説明を受けて、耐震や断熱性能・外観・間取り・設備内容等を総合的に比較検討して下さい。
そして間取り変更や設備追加等を終えた最終プランで価格提示を受けての選定です。
そして、二択でなく数社は競合させることです。
私の場合は、依頼するときには要望事項等をA4用紙に記載して渡しており、資金予定や競合していることも開示しています。
そして、依頼内容は外観、間取り、設備一覧で、日程調整して午前午後などと短期間で提案説明を受けました。
その内３社は現地確認して配置図も添付しています。
結局、この３社が残り、変更や追加を終えた最終プランで選定して契約しました。
なお、アキュラホームと競合させるなら、レオハウスとタマホームが適しています。
タマホームは、会社設立時にアキュラシステムを導入して急成長を遂げ、勢力拡大時期にコンサルをしていたのがナック（レオハウスの元親会社）です。
両社はタマキューホームを合弁で設立し、この合弁会社はナックの持株会社となっています。
しかし、アキュラシステムが住宅の販売価格を値上げしたことから、アキュラホームから両社は離反してナックが関係するグランピアシステムに入り、販売価格を維持しました。
その後、ナックとタマホームは決裂し、独自展開しています。
アキュラホームが脱ローコストを目指した以上、タマやレオのローコストメーカーとは一線を画しています。
ただ、メーカー選定する側からは、今なお競合相手と見なされている状況です。
なお、レオハウスはヤマダ電機が子会社化してヤマダレオハウスとなり、2021年にはヤマダホームズに吸収合併されたがメーカーは存続しています。
また、メーカー選定は2ヶ月あれば十分です。
当初契約から変更契約（建築確認申請用の設計図書）を経て着工だが、我が家だと4月上旬地盤調査（改良不要）→4月中旬地鎮祭・着工→5月中旬上棟→6月末完成→7月上旬引渡し・家具搬入・外構工事→7月末入居です。

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