教えて!住まいの先生

Q 新築マンションの、売主による契約後の仕様変更について。 新築マンションを契約しました。

契約後、数か月して売主から「サッシを空気層12mmの高断熱タイプから、空気層6mmのもの(高断熱タイプではない)に変更しました」という通知書が送られてきました。
売主に説明を求めたところ、「断熱材を追加したので、部屋の断熱性能はむしろグレードアップしている。だから高断熱窓は必要ない」との事でした。
物件選びの時に、部屋の窓際での快適性を重視していたので、『12mmの高断熱窓』というのは契約を決めたポイントでした。

そこで質問です。

1.売主に対して12mmのタイプに変更を要求
2.変更が無理なら契約を解除して手付金を返してもらう

という事を考えているのですが、無理な要求でしょうか?また、他に良い解決方法があればアドバイスお願い致します。
質問日時: 2012/5/19 14:53:33 解決済み 解決日時: 2012/6/2 04:32:09
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 辻 優子 さん 回答日時: 2012/6/2 04:32:09
専門家
ホームインスペクション(住宅検査・住宅診断)を行っている建築士の辻と申します。

●売主からご説明をお受けになっているかもしれませんが、建物の断熱性能を考える場合、基本的に「建物全体」「各住戸」をそれぞれ1つの箱として捉え、どの程度の断熱性があるかを計算して算出します。

ですので、窓ガラスのスペックを下げても、外壁断熱材などの性能を上げることで、住戸全体の断熱性は、数値上は変わらないということが起き得ます。

●窓際の快適性という点では、ガラスだけでなく、サッシも含めた性能で判断しますので、『窓の省エネ建材等級』が空気層の変更により、変わっていないかどうかを確認されてもいいと思います。

【省エネ建材等級の参考】YKKのHPの解説
http://www.ykkap.co.jp/info/madolabel/

ですが、たしかにガラス単体では、間違いなく空気層12ミリの製品のほうが6ミリのものより断熱性が高いです。たとえ建物全体の断熱性能が変わらなかったとしても、わざわざ12ミリという数値まで表示されていたのが6ミリに変わると、グレードダウンしたという印象を持たれてしまっても致し方ないでしょう。

●以下、ご質問についてです。

1.売主に対するガラス変更の要求

要求されることは問題ないと思います。

ただ、分譲マンションの場合、全契約者に同じ情報を告知している都合上、ある住戸だけ例外的な仕様にして仕上げることは、拒否される可能性が高いかもしれません。
(後日、「あの住戸だけがどうして対応してもらえたのか」など、他入居者とのトラブルになることもあるため)

ですが、売主が「今回は特別に・・・」と対応しないとも言えませんので、おっしゃってみるのはいいと思います。

2.変更不可の場合に手付金を返してもらって契約解除する(白紙解約)

すんなり(裁判などにならずに)白紙解約できるかどうかは、先方の判断次第となるので明言はできませんが、販売上、アピールされていた点が変更されたのであれば、可能性はあるでしょう。

●今回のポイントは、建物の断熱性は変わっていないという『建築的な部分』を重視するのか、契約時に告知されていた仕様が変わったという『契約的な部分』を重視するのか、ということになろうかと思います。

断熱性能とともに場所や価格、間取りなども考慮して契約された物件でしょうから、部分的とはいえグレードが下がったことは嫌だと思いますが、建築的に変わらないなら購入するかどうかを再度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

解決方法のご提案ではありませんが、ご参考にしていただければ幸いです。
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回答

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A 回答日時: 2012/5/19 15:21:33
まず納得できないのなら売り主側の相談もない一方的なグレードダウンによる白紙解約の交渉を。
― ビーフカレーを頼んだが、店の都合でタダのカレーになったが量を増やしたというもの。

壁ない断熱材を増やしてサッシの断熱性能を落として同等と言う根拠の提示を求める。
― 壁の表面結露は少なくなるが、サッシ面は結露しやすくなるのをどう解消するか。

ガラスは、6ミリ空気層を12ミリにしても施工はできなくない。 費用の問題。
― 12ミリ厚のステーキを6ミリにしても皿には十分入る。
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