教えて!住まいの先生

Q 耐震診断・補強について 和室等で石膏ボード、ラスボードが梁まで到達しておらず、天井で止まっている場合、耐力有りとみなせるのでしょうか? また、何倍壁となるのでしょうか?

補足

ラスボード7mmでも耐力としてみれるのでしょうか??

質問日時: 2013/6/9 18:42:49 解決済み 解決日時: 2013/6/10 20:37:01
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 林 清隆 さん 回答日時: 2013/6/10 20:37:01
専門家
はじめまして、ホームインスペクション(住宅診断、住宅検査)を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

耐震診断では、梁まで届いていない面材についても非耐力壁として耐力要素とみなせる場合があります。

ご質問のラスボード(厚さ7mm以上)は、2012年の改訂版から、耐力要素として算入できるようになりました。この場合、ラスボードのみの基準耐力は1.0kN/mとなります(耐震診断では「壁倍率」という考え方はありません)。詳細は、『2012年度版 木造住宅の耐震診断と補強方法』をご参照下さい。

現状では改訂前の診断法も並行して行われており、その場合、ラスボードの耐力はゼロとなってしまいます。どちらの診断法を使われているか確認が必要でしょう。

以上、ご参考にして頂ければ幸いです。
追加のご質問などございましたら、お気軽にどうぞ。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2013/6/10 20:37:01

ありがとうございました。

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A 回答日時: 2013/6/9 23:09:17
ラスボードは、外壁に使用するもので、ラスモルタルを安価に済ませる為に使用する材料です。
また、石膏ボードは主に、内装材料で、壁の下地で9.5mmや12.5mmを使用します。

耐力壁にカウントできるものは、柱、梁で囲まれ、筋交いや構造用合板12.5mm以上が施工された壁で、
一般的に耐震金物等が施工されたものを言います。

ご質問の壁は、構造上、耐力を負担していないとは言いませんが、耐震的な要素は無いものとみなし計算する壁です。

また、ラスボードは、昭和40年以降の外壁リフォームに良く使用されてきましたが、あくまでも外壁のリフォームを安価にするための場当たり的な材料で、例えば、その後の外壁のリフォームや開口部のリフォーム等を行う際には、通常は、撤去する必要があります。 また、ラスボードで改修された外壁は、それ以前の外壁を解体せずに胴縁を組んで重ね貼りしてあるケースが多く、継ぎ目部分にクラックが入りやすい為、そこから漏水しているケースが多く、これを長年放置すると下地どころか、柱、梁なども腐食しているケースが多いです。 こまめに塗装をして一見綺麗な外壁でも、ボードはボロボロ、下地もボロボロで、真っ黒だった!などという事例を何度も経験してきました。

つまり、その程度の代物です。
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A 回答日時: 2013/6/9 21:38:42
「耐震補強」を行う場合、室内側の”石膏ボード”だけで
補強工事を行う事はありません!

世の中には「色々な認定の基準」があるので
その全ての方法を「把握」出来ている訳ではありませんが、

柱や梁に“石膏ボード”を直貼りにでも(ツーバイフォーの様に)
しない限り、通常ならば「耐力壁」とは見なしません。

当然ですが”ラスボード”では無理です。
http://www.house-support.net/hou/kouzou_wj.htm
「別表第1」を見てください。

室内側だけからで、有効な「補強工事」をする事には無理があります。

一番「費用対効果」が高いのは、外周部分の全面に対して
「構造用合板」を貼る事です。

その上で、一番厄介なのは「基礎の補強工事」です。

「無筋コンクリート基礎」の場合、新たに「鉄筋コンクリート」を
抱き合わせて「打設」する工事が必要になるのですが

実際の現場で、この手の工事内容であれば
実際の施工は「ほぼ不可能!」なのです。

疑問点があれば「再質問」でお願します。
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