教えて!住まいの先生
Q 家を建てようと思っています。気になるのはBESSの『程々の家』なのですが、サイトで検索すると、あまりにBESSに対して誹謗中傷が多いので心配になってしまいました。どっしりした木造でとても好
みなのですが、工事の図面がなく大工の勘でやられる・手抜き工事が見つかっても責任を取らない・契約したら知らん顔などの言葉や、吊るしのスーツ並の品質なのに、テーラーメイド並の金額がかかるなどの文章を見ると、建てる前から残念な気持ちになってしまいました。
杉の板を内外に使用するのは、安い仕様なのですか?高気密でも高断熱でもないログ風の32坪の家に2000万は、かかりすぎなのでしょうか。
塗装がはげるから塗らなくてはいけないとか、傷がつく、使用している木が割れるなどは、少しくらいなら仕方ないかなとおもえますが、あまりにも評判が悪いのにびっくりして・・・。忌憚のない意見をお聞かせください。
杉の板を内外に使用するのは、安い仕様なのですか?高気密でも高断熱でもないログ風の32坪の家に2000万は、かかりすぎなのでしょうか。
塗装がはげるから塗らなくてはいけないとか、傷がつく、使用している木が割れるなどは、少しくらいなら仕方ないかなとおもえますが、あまりにも評判が悪いのにびっくりして・・・。忌憚のない意見をお聞かせください。
質問日時:
2013/8/19 01:37:18
解決済み
解決日時:
2013/9/2 06:34:37
回答数: 2 | 閲覧数: 64705 | お礼: 250枚
共感した: 5 この質問が不快なら
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2013/9/2 06:34:37
一般的な建材の家に比べて、
杉無垢材は安価で資源が豊富だが、
動く(経年や湿度変化の変形量が大きい)ので隙間などが出来やすいし
やわらかく傷がつきやすい。
一方、その特徴はデメリットである反面メリットでもある。
湿気を吸う=さらさらして気持ちいい、
やわらかい=肌触りが良い、あたたかい
視点次第で、人によってはメリットにもデメリットにもなる。
前者の視点であれば、低品質の家 との評価になるし、
後者の視点であれば、風合いある気持ちの良い家、との評価になる。
なので、他者の悪い評判も高い評価も、どちらも正しい。
悪い評判が多いと言う事は、前者の視点で家を見る人が多いとは言えるが、
あなたにとって、ログが良いのか悪いのかとは関係ない。
大事なのは、あなたはどちらの価値観なのかということ。
ちなみに、私だったら、
普通の構造、普通の基礎、
普通の大工、普通の家にした上で、
床や腰板パネリングや外壁の杉板に良い無垢材を使って、
目に見えるところ、手の触るところは、木のぬくもりをふんだんに。
杉無垢材は安価で資源が豊富だが、
動く(経年や湿度変化の変形量が大きい)ので隙間などが出来やすいし
やわらかく傷がつきやすい。
一方、その特徴はデメリットである反面メリットでもある。
湿気を吸う=さらさらして気持ちいい、
やわらかい=肌触りが良い、あたたかい
視点次第で、人によってはメリットにもデメリットにもなる。
前者の視点であれば、低品質の家 との評価になるし、
後者の視点であれば、風合いある気持ちの良い家、との評価になる。
なので、他者の悪い評判も高い評価も、どちらも正しい。
悪い評判が多いと言う事は、前者の視点で家を見る人が多いとは言えるが、
あなたにとって、ログが良いのか悪いのかとは関係ない。
大事なのは、あなたはどちらの価値観なのかということ。
ちなみに、私だったら、
普通の構造、普通の基礎、
普通の大工、普通の家にした上で、
床や腰板パネリングや外壁の杉板に良い無垢材を使って、
目に見えるところ、手の触るところは、木のぬくもりをふんだんに。
回答
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A
回答日時:
2013/8/19 01:56:25
5年前に新築する際にログハウス調の家も検討しました。
結果として、「ログハイスは日本の気候に合わない」ということは理解し、自分の趣味よりも実利をとる形で2×6構造で外装は西欧風の家として落ち着きました。
まず値段ですが、どこのメーカーを使ってもログハウスは高くなり間取り的にも自由があまり利きません。需要の絶対数が少なく、いかな専門メーカーとは言っても専門知識を持つ設計士が少ないのが現状ですし、工事そのものは下請けの大工さんがやるわけで、経験値が通常住宅に比べて足らないのは必然でしょう。
さらに、需要が少ないですから材料の調達に余計なお金がかかります。しかも、長期乾燥の材木をすべて使うことは不可能なのでたてた後のゆがみやひび割れは前提として考えるしかありません。傷については一般住宅でもそうですが、無垢材を使っている以上、「味」として理解するしかありませんね。
BESSについても調べて見積もりもとりましたが、同じ規模で中堅ハウスメーカーと比較すると3割くらいは軽くかかりますし、ローコストと比較したら2倍くらいかかります。そのくせ、建築後の不具合(木材のゆがみによる隙間や塗装落ち、断熱の低下)は少なくありません。
結論すると、BESSにかかわらず、ログハウスの現状と日本の気候を加味して、それなりの不具合は「必然」と考えログハウスの「味」として受け入れる必要があると思われます。逆に、その範疇の不具合に関してメーカー側は責任をとっていないのも確かです。
「おしゃれは忍耐だ」という名言がありますが、趣味に走るということは実利とは逆の道を行くことと考え、BESSだけではなくログハウスの特徴もかみしないと後悔することでしょう。
結果として、「ログハイスは日本の気候に合わない」ということは理解し、自分の趣味よりも実利をとる形で2×6構造で外装は西欧風の家として落ち着きました。
まず値段ですが、どこのメーカーを使ってもログハウスは高くなり間取り的にも自由があまり利きません。需要の絶対数が少なく、いかな専門メーカーとは言っても専門知識を持つ設計士が少ないのが現状ですし、工事そのものは下請けの大工さんがやるわけで、経験値が通常住宅に比べて足らないのは必然でしょう。
さらに、需要が少ないですから材料の調達に余計なお金がかかります。しかも、長期乾燥の材木をすべて使うことは不可能なのでたてた後のゆがみやひび割れは前提として考えるしかありません。傷については一般住宅でもそうですが、無垢材を使っている以上、「味」として理解するしかありませんね。
BESSについても調べて見積もりもとりましたが、同じ規模で中堅ハウスメーカーと比較すると3割くらいは軽くかかりますし、ローコストと比較したら2倍くらいかかります。そのくせ、建築後の不具合(木材のゆがみによる隙間や塗装落ち、断熱の低下)は少なくありません。
結論すると、BESSにかかわらず、ログハウスの現状と日本の気候を加味して、それなりの不具合は「必然」と考えログハウスの「味」として受け入れる必要があると思われます。逆に、その範疇の不具合に関してメーカー側は責任をとっていないのも確かです。
「おしゃれは忍耐だ」という名言がありますが、趣味に走るということは実利とは逆の道を行くことと考え、BESSだけではなくログハウスの特徴もかみしないと後悔することでしょう。
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