教えて！住まいの先生

建築設計・ホームインスペクション（住宅診断・住宅検査）を行っている建築士の鈴木です。

玄関に鍵は戸締り上必須ですから当たり前としても、戸建住宅・マンションに関わらずトイレや洗面脱衣室にも鍵が付いていることが多いですね。これは排泄や入浴の際に衣服を脱ぐ（プライバシーを要求される）部屋であることが理由だと思います。
更には主寝室の扉にも鍵が付いていることが多いです。夫婦（親）のプライバシーを重視してのことでしょうか？
販売会社やデベロッパーの考え方にもよるでしょうが、一般的に建売住宅や分譲マンションではここまでが標準仕様で、その他の部屋に鍵を付けるとなればオプション対応となることが多いようです。とは言えトータルの建設費や販売価格と較べればたかが知れたものですが・・・。
注文住宅の場合には、設計図書の最終決定時期までに各部屋の扉に鍵を付けるのかどうかの確認が設計者からあるのが普通でしょう。

子供部屋に鍵を付けるかどうかは家族それぞれの考え方・価値観によるのではないでしょうか？鍵を付けたからといって全ての子供が非行に走る訳でもないでしょうから・・・。

個人的には、子供部屋に入る際には親であってもノックはするべきだと考えています。親子であっても「礼儀やマナー」は必要でしょう。鍵の有無よりも家族の関係性の方がより重要だと思います。

参考になりましたら幸いです。

• なるほど：0
• そうだね：0
• ありがとう：0

この回答が不快なら