教えて！住まいの先生

misaka_sisters_f2000さん

はじめまして。
福岡を中心とした九州圏でホームインスペクション（住宅診断・住宅検査）を行っております

一級建築士の河本と申します。よろしくお願いします。

換気口にも色々種類がありますが、
第三種換気の24時間換気の場合で、同じ種類の自然換気口（レジスター）がついていると仮定してお伝えします。
結論から申しますと、使い分けるというよりも、2つとも同じように24時間換気用の自然換気口として使用されていると考えられます。

24時間換気については、建築基準法で部屋の大きさや建材の使用材料によって1時間あたりの換気回数が決められています。（住宅等の居室は１時間あたり0.5回～0.7回）
その換気を満たせるように、換気扇を選定した後、選定された換気扇が効率よく換気できるように換気口を設けます。

その為、換気口の大小や数については、その部屋の大きさに見合った吸気を確保する為に設定します。

例えば、２つの換気口を設けている事については、細長い部屋や、リビングなどの広い部屋につけられているケースが多く見られます。それは室内全体が隅々まで効率良く換気の効果が得られるよう、バランス良く配置しているのです。片方を閉じたりして使用される方もおられますが、2つもと同じように使用される事をお勧めします。

※リビングにキッチンの換気扇を使用される時の為に、設置している換気口(作動式レジスター、電動レジスター)のケースもあります。

「換気について」掲載しているページがありましたので、念のためご紹介させて頂きます。
→＜ http://uk-usami.co.jp/airvent/sec9/ ＞

以上、少しでもご参考になりましたら、幸いです。

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