教えて!住まいの先生

Q リフォームで,ガス床暖房を検討しています。 対面式キッチンのLDKで,キッチン部分には手を入れずLDのみに床暖房を設置したいと考えています。

既存の床に,温水マット・床材を重ねる方法で,厚さが12㎜または24㎜の2パターンを提案されました。
キッチンとLDの境目(幅90㎝)に段差ができてしまいますが,段差調整スロープでなんとか対応できると言われました。
質問は,この段差は,スロープがつくとしても少ない方がいいのでしょうか?
ちなみに,ドア下枠と既存の床には元々30㎜の段差があったので,床が24㎜上がってもドアの開閉は問題なく,むしろ入口の段差解消になりそうです。
補足

12㎜の方が良い。24㎜の方が良い。どちらも変わらない。(できれば理由もいただけたら助かります)

質問日時: 2016/7/20 17:33:29 解決済み 解決日時: 2016/7/25 22:17:52
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 山見 陽一 さん 回答日時: 2016/7/25 22:17:52
専門家
はじめまして。ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)を行っている建築士の山見と申します。

他の方が、床暖房についてご意見を出されているようですので、私からは床材について話をさせていただきますね。

24ミリの内訳は12ミリの床暖マット+12ミリのフローリングだと思います。
また、12ミリの内訳は5.5ミリの床暖マット+約6.5ミリ(メーカーによって多少違うと思います)になります。

段差が24ミリか12ミリかについては賛否あると思いますが、フローリングの選択肢が多いのは厚さ12ミリの商品です。
質感が無垢に近い商品や色柄の選択肢が増えて既存床材との色合わせ(カラーコーディネート)も容易になります。

また、6.5ミリの床材は極力段差を少なくしたいケースように開発された、ある意味画期的な商品ですが、質感はどうしても12ミリの床材よりはプリントっぽいというか、樹脂っぽいというか、明らかに12ミリの床材とは異なります。※好みやこだわり方によっては問題はないことは当然ですが。

また、既存床材にタワミがある場合(経年で局部的にベコベコする部分がある場合も含みます)はタワミに追随出来ず、そう遠くない将来、タワミが出るケースもあります。※予め判っている場合はその部分の下地(既存床材)を撤去し、同厚の合板で補強されることをお勧めします。
もう一つ、既存床材の上にマットを敷設する前に根太と合板(床材)を締め直す、「増し締め」という工程を行うかどうか、施工会社さんに確認していただくことをお勧めします。

素敵なリフォームになると良いですね!
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質問した人からのコメント

回答日時: 2016/7/25 22:17:52

わかりやすい説明と,タワミ等への対処についてのアドバイスもありがとうございました。確認してみます。他のみなさんもありがとうございました!!参考にさせていただきます。

回答

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A 回答日時: 2016/7/21 23:21:53
キッチンと袖壁との間の隙間をタイルで貼ったように見えますが、キッチンと壁との調整用であれば簡単にキッチンは取り外し再取付は可能ですのでLDK全面の床暖房をお薦めしますので24mmをお薦めします。
12mmタイプには色々種類は有りますが耐久性は望めません。
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A 回答日時: 2016/7/21 00:04:04
床暖房屋です。

対面式キッチンでLDKにだけ床暖房にされるわけですね。
キッチン部分の暖房はどうされますか?
特にキッチンの暖房を決めていないのであれば、
快適性とランニングコストの両面から、
キッチンも床暖房にされることをおすすめします。
経験上、後悔される施主様が多い典型的なパターンです。

温水床暖房は床を温める暖房ではなく、
主暖房として部屋を温める暖房なので、
部屋全体の広さに対して70%程度の敷設面積が必要です。

温水マットでは敷設率の確保ができないことが多く、
また耐久性が良くないので、プロの床暖房業者は採用しません。

せっかく温水床暖房にされるのであれば、
パネルと温水パイプが分離された、
ジョイントレスの高耐久パネルを採用することをお勧めします。
寿命が倍以上違いますし、トータルコストも安くなります。

快適性については、キッチンの足元に、
エアコン等の暖気が回りにくいことがあります。
暖かい空気は下から上へあがる性質があるためです。
特にキッチンに立ったとき、つま先まで暖かいかどうかで、
施主様の満足度が大きく違ってきます。

またランニングコストについては、
温水床暖房は床面と部屋の温度差によって放熱する仕組みのため、
敷設面積が小さく、部屋がなかなか温まらない場合、
放熱が止まらず、ガスボイラーが燃焼し続けるため、
ランニングコストが高くなります。

新築住宅の工事等でガス会社が
「無料で温水マットを入れてあげますよ」というのは、
このメカニズムを利用したもので、
使えば使うほど、どんどんガスが燃えますので、
ガス代で初期費用の回収ができるようになっています。

また高さについてはキッチンにも入れる、ということになれば、
少しでも高さは上げない方がいいです。
床が上がればキッチンの高さは体感として下がるので、
腰に負担がかかります。
当然24mmより12mmがいいです。

ただ段差をできるだけ少なくするには、既存の床材の上に、
朝日ウッドテックの6.4mmのフローリングを重ね貼りして、
温水床暖房は床下工法で工事をすることも可能です。
床が上がれば天井は低く感じるので、
できるだけ上げない方がベターだと考えて、
常々提案しています。

床暖房は決して安価な設備ではないのに、
販売する側に本当にプロが少ない商材です。
ぜひネット等で情報を集めてから、
施主様に最適なシステムを検討することをお勧めします。

参考までに
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