教えて!住まいの先生

Q 築40年の3階建てALC鉄骨造の戸建て住宅です。準防火地域にあります。 30年ほど前に中古で買ったため、詳細図面や建築確認書などが残っておらず、購入した両親に聞いても家屋の構造がよくわかりません。

この建物が軽量鉄骨造なのか、重量鉄骨造なのかを知る術はあるのでしょうか?

残っている資料には、下記の情報しか記載がありません。
・鉄骨 SSR41 / SS41 (柱はラスモルタル塗包15mm、タイル貼仕上)
・鉄筋 SR24(普通丸鋼)、SD30(異形鉄筋)
・コンクリート縮強度FC=180kg/cm2
・許容地耐力fe=10t/m2(長期)
・床用積載荷重 2F/3F LL=180kg/m2(一部300kg/m2) 、屋上階LL=90kg/m2
・外壁 100mmALC材(但し正面のみ鉄網モルタル造)
・床用ブレース 2F19¢ / 3F・屋上階16¢
・床 波状デッキプレート上にラスモルタル造200mm厚

・1F部分の構造天井高が3100mm、居住部分は2500mmあり、梁などは見た目は見当たりません。
・全ての引き違い窓には角に補強用に斜めに入った鉄板が見えています。
・1Fは造作壁とPSのみで、構造壁らしきものはなし。
・1Fには建物規模に見合わない厚さ400mm、幅3200mmの大きなPSがありますが、中身はスカスカです。
・書類の端に「内装不燃材料として石綿スレートを使用する」と書かれている事も大変気になります。

持っている情報はこれだけで、後は図面寸法のみです。
今後、大規模リフォームを控えており、その前に自治体のやっている耐震診断検査をやってもらう予定です。
補足

訂正します。
【誤】・鉄骨 SSR41 / SS41
【正】・鉄骨 SSC41 / SS41

但し、どこにどちらの鉄骨が使われているのかは分かりません。

質問日時: 2016/8/22 10:39:12 解決済み 解決日時: 2016/8/27 06:55:41
回答数: 1 閲覧数: 1191 お礼: 250枚
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 大森 敞彦 さん 回答日時: 2016/8/27 06:55:41
専門家
はじめまして。大阪・神戸・京都など関西圏で設計・監理、ホームインスペクション(住宅診断)を行っております一級建築士の大森と申します。よろしくお願いします。上記記載からすると重量鉄骨と判断できますね。。。それと気になるのは最後の記載で耐震診断をしてもらうとありますが、私の知る限り行政庁で行っている耐震診断は木造に限られると思うのですが・・・木造以外の耐震診断は費用がかなり高額になる可能性がありますのでご注意ください。なお、築40年という事で昭和56年以降の建物で旧耐震建物となります。耐震性能が新耐震と比べてかなり変わりますので、その辺りは一度ご確認ください。以上、ご参考になりましたら、幸いです。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2016/8/27 06:55:41

非常にわかりやすく的確な専門科からの回答を頂き、感謝します。
ありがとうございました。

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