教えて!住まいの先生

Q 建築関係に詳しい方に教えていただきたいです。 先日、築12年の自宅の耐震診断をしました。 そのとき、筋交いの木材が規定より細くなっていて算入できないとか、そんな事を診断士の方が仰っていました。

お互いに忙しい時であまり時間がとれず詳しい話を聞くことができなかったので、なんとなく気になっています。
家を建てたときはちゃんと決まったサイズの木材を使ってあったと思うのですが、10年くらいでそんなに細くなったりするものなんでしょうか。
質問日時: 2017/5/15 20:57:23 解決済み 解決日時: 2017/5/30 03:05:45
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2017/5/30 03:05:45
ID非公開さん

はじめまして、熊本市認定の耐震診断士・新築住宅の工事中現場の第3者機関の検査員・既存住宅現況検査技術者・建築士会認定ホームインスペクター・ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)をやっています一級建築士の田上と申します。

ご質問の

「先日、築12年の自宅の耐震診断をしました。そのとき、筋交いの木材が規定より細くなっていて算入できないとか、そんな事を診断士の方が仰っていました。 家を建てたときはちゃんと決まったサイズの木材を使ってあったと思うのですが、10年くらいでそんなに細くなったりするものなんでしょうか 」

回答は、

まずは、耐震診断するときには、筋交いの寸法を計測します。「筋交いの木材が規定より細くなっていて算入できない」というのは、「筋交いの寸法が規定の寸法に達していなくて、筋交い部分の耐力の数値がだせない」ということだと思います。

築12年の住宅でもそんな事があるのかといいますと、多くはないのですが、時としてあります。

その原因は、いくつか考えられますが、大きく分けて、2つあると思います。一つは、新築当時から規定通りの寸法ではなかった場合と、もう一つは、新築当時は、規定通りの寸法であったが、何らかの原因で規定通りの寸法でなくなった場合です。

*一つ目の新築当時から規定通りの寸法ではなかった場合は、もしそうだとしたら、工事中の市役所の中間検査でわかるはずですが、検査時に筋交いの数は、確認したが、寸法はあたらなかった場合です。(あまり考えにくい場合ですが、)

*もう一つの新築当時は規定通りの寸法だったのですが、何らかの原因で規定通りの寸法でなくなった場合です。以前の第3者機関の検査は、含水率計で筋交い等の木材の水分量を計っている機関もありましたが、以前から、含水率計は使っていない、第3者機関もありました。

材料には、乾燥材とグリーン材があります。含水率計で検査していた第3者機関の検査では、含水率が基準よりオーバーした場合は、期間をおいて材料を乾燥させ、基準より低い場合に合格させていましたが、

以前から、含水率計の検査をしていない第3者機関の検査物件では、筋交がやせて(寸法が小さくなって)、今では、筋交いの寸法が規定の寸法に達っしないケースもあります。

だから、家を建てたときはちゃんと決まったサイズの木材を使っていても10年ぐらいで筋交いの木材の寸法が細くなるケースは、少ないとは思いますが、あります。

以上です。参考になれば、幸いです。
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回答

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A 回答日時: 2017/5/18 20:11:35
建築確認申請と違う物を使ったのでは無いのでしょうか。細いほど安いです。
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A 回答した人: 大森 敞彦 さん 回答日時: 2017/5/18 14:15:38
専門家
はじめまして。大阪・神戸・京都など関西圏で設計・監理、ホームインスペクション(住宅診断)を行っております一級建築士の大森と申します。よろしくお願いします。

私も東大阪市の委託を受けて市民向けの耐震診断を行っていた経験があります。

お話を聞いた中で、12年で規定の寸法を大きく下回る変化が起こるとは考えにくいですね。

例えば、図面で45mmと記載していたのが、実際は30mmしかなかったという話ではないかと推測します。

恐らく、診断後の報告があると思いますのでその際に疑問点を聞いてみてください。

それと、ご自宅が検査済証を取っているかも確認しておく必要がありますね。

市役所の建築指導課等で概要書閲覧が出来るはずです。

検査済証が取ってあるならかなりの安心感につながるのですが。。。

以上、ご参考になりましたら、幸いです。
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A 回答日時: 2017/5/16 18:33:35
12年前は公庫物件以外は中間検査がありませんでした、構造偽装があったのでしょう。細い筋交いが使ってあったと言うことです。
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A 回答日時: 2017/5/16 12:54:06
①、木造壁の耐震性を高める「木製筋かい材」は関連性を含めてS34.
゛゛S45.S55.S62.H12.H28年と改正されているが、木材の乾燥も
゛゛含めて配慮はしています。問題は金物と当時の大工職の施工技術
゛゛が当時の技術であり、耐震の信頼性に劣ると言いたいのでしょう。

②、だが、当時であっても(財)住宅金融公庫融資の建築完了検査済証が
゛゛ある物件は、当時の技術基準で信頼がで、配慮した耐震補強の診断
゛゛はできます。日本建築防災協会と都道府県の木造耐震診断士の資格
゛゛者で、建築設計事務所登録の建築士ならば知れえる範囲です。
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A 回答日時: 2017/5/16 10:48:30
すじかいは3ツ割り(30㎜弱)、2ツ割り(45㎜弱)とあって、
90㎜角から、割かれます。乾燥が進むと若干痩せますが、
築12年程度で、耐力から除外されなきゃならないほど痩せる例はあまり聞いたことはありません。
3ツ割りは30年くらい前は2階や外周部ではない内壁部分に使われていました。
築12年で3ツ割を使うという事は、設計者がわざわざ指定しない限りは、
あまり無いことだと思います。
気になるのであれば、押入天井(各階に1か所位点検口があります)から屋根裏に潜って定規等で測ってみてください。
3ツ割り(27㎜程度)、2ツ割り(43㎜程度)なら、気になさるほどではないと思います。
くれぐれも天井を踏みぬかないように。
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A 回答日時: 2017/5/15 21:14:41
時代により耐震基準は、変化している。
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