教えて!住まいの先生
Q ビル建設に使う 鉄骨が錆てるんですが 強度的には問題ないんですか ビル建設を見たりすると錆てる鉄骨を 使ってるように見えるんですが 名瀬ですか
質問日時:
2008/11/28 21:07:07
解決済み
解決日時:
2008/12/13 03:23:56
回答数: 3 | 閲覧数: 34208 | お礼: 0枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2008/12/13 03:23:56
錆びですが、鉄骨の内部まで侵すような度合いで錆が入れば強度が落ちますので問題ですが、実際には野ざらしや海辺など水分が常時供給されたり錆びやすい悪環境にない限り、鉄の表面に錆がでた段階で内部にはそれ以上は進行しにくくなるので現実問題として(強度上)問題があることは余り無いと理解して良いです。
ですが、誤解が有ると困るので補足的に書くと品質上鉄骨が錆びてるのは建築上OKかというと、けしてそれが良いことではありません。
この為、通常鉄骨は、鉄骨加工工場で防錆塗装という錆びを防止する塗装をして出荷します。建築現場でよくエンジっぽい赤い塗装や緑の仕上げではない塗装を見かけますがそれがそれです。通常、錆がでるとその部分はケレン掛け(磨いて)再度タッチアップ塗装をします。ま、程度によるので酷くなければほってあったりはします。鉄骨が被覆など無しで直接仕上げになる場合には大抵錆びないように塗装がして有ると思いますよ。なので、大きく問題なくても錆びても良いという意味では必ずしもありません。錆が大きい場合、塗装しても剥げるのでケレンがけなどで錆をあらかた取ってから塗装します。
他の方が書かれていますが、継手などの部分でワザと防錆塗装をしない場所があります。これは塗装すると表面に皮膜が出来て滑るので高力ボルト接合などという密着させて強度を伝える接合部などはしてはいけないためです。
ここには「全面に薄いアカサビなどを生じさせて摩擦力を高める」などと建築初歩の本や仕様書などには書かれていますが、現実には無理やり錆を浮かせる事はせずに、表面をブラストなどで荒らす方法で施工します。
ただし、この部分には錆び止めができませんので現場に運び込まれて雨に当ったりすると錆が発生する事にはなります。酷い場合には落としますが、通常は薄いのは特に問題が無いのでそのまま使ったりすると言うだけの事で、無理やり錆びさせたりは品質一定化の問題などもあってやることは余り無いと思ってくださいw。
通常は、鉄骨は耐火鋼などといわれる特殊鋼で無い限り耐火性能が劣りますので、表面に耐火被覆という被覆を吹付けたりします。良く鉄骨むき出しの駐車場でモコモコしたのがついてるでしょう?あれです。
又、高層のビルなどでは鉄骨鉄筋コンクリート造といって鉄骨をコンクリートの中に打ち込みます。
なので、隠れちゃうのであまり気にならないですね。耐火被覆など付ける場合には、これ自体に覆われますので防錆塗装は省略する場合がありますし、コンクリートの中に打ち込む場合もそうです。逆に塗装するとコンクリートとの付着性の問題がでますので。この場合、鉄骨建ててからこれを吹いたりコンクリ打つまでにタイムラグがあるので、雨が降ったりすると表面は錆びます。なので現場で全体が錆びてるのを見るのは上記のいずれかの場合が多いです。通常、鉄筋も一緒ですが薄く錆びてもコンクリートに打ち込まれるとコンクリがアルカリ性なので還元されて問題はなくなります。
ただし、浮いてるような酷い錆びは別ですので落とします。
鉄骨の橋とか良く塗り替えしてますよね?東京タワーやエッフェル塔は鉄骨が剥き出しですね。これらは雨が直接当りますし、ほっておくと表面で納まらずに内部にまで錆が進行してしまいます。
東京タワーもエッフェル塔も5年ごとにペンキを塗り替えて錆びによる強度低下を防いでいるそうです。ですので、錆が品質上問題ないわけではありませんので誤解は無いよう。
http://www.tokyotower.co.jp/333/07_secret/index_02_c.html
ですが、誤解が有ると困るので補足的に書くと品質上鉄骨が錆びてるのは建築上OKかというと、けしてそれが良いことではありません。
この為、通常鉄骨は、鉄骨加工工場で防錆塗装という錆びを防止する塗装をして出荷します。建築現場でよくエンジっぽい赤い塗装や緑の仕上げではない塗装を見かけますがそれがそれです。通常、錆がでるとその部分はケレン掛け(磨いて)再度タッチアップ塗装をします。ま、程度によるので酷くなければほってあったりはします。鉄骨が被覆など無しで直接仕上げになる場合には大抵錆びないように塗装がして有ると思いますよ。なので、大きく問題なくても錆びても良いという意味では必ずしもありません。錆が大きい場合、塗装しても剥げるのでケレンがけなどで錆をあらかた取ってから塗装します。
他の方が書かれていますが、継手などの部分でワザと防錆塗装をしない場所があります。これは塗装すると表面に皮膜が出来て滑るので高力ボルト接合などという密着させて強度を伝える接合部などはしてはいけないためです。
ここには「全面に薄いアカサビなどを生じさせて摩擦力を高める」などと建築初歩の本や仕様書などには書かれていますが、現実には無理やり錆を浮かせる事はせずに、表面をブラストなどで荒らす方法で施工します。
ただし、この部分には錆び止めができませんので現場に運び込まれて雨に当ったりすると錆が発生する事にはなります。酷い場合には落としますが、通常は薄いのは特に問題が無いのでそのまま使ったりすると言うだけの事で、無理やり錆びさせたりは品質一定化の問題などもあってやることは余り無いと思ってくださいw。
通常は、鉄骨は耐火鋼などといわれる特殊鋼で無い限り耐火性能が劣りますので、表面に耐火被覆という被覆を吹付けたりします。良く鉄骨むき出しの駐車場でモコモコしたのがついてるでしょう?あれです。
又、高層のビルなどでは鉄骨鉄筋コンクリート造といって鉄骨をコンクリートの中に打ち込みます。
なので、隠れちゃうのであまり気にならないですね。耐火被覆など付ける場合には、これ自体に覆われますので防錆塗装は省略する場合がありますし、コンクリートの中に打ち込む場合もそうです。逆に塗装するとコンクリートとの付着性の問題がでますので。この場合、鉄骨建ててからこれを吹いたりコンクリ打つまでにタイムラグがあるので、雨が降ったりすると表面は錆びます。なので現場で全体が錆びてるのを見るのは上記のいずれかの場合が多いです。通常、鉄筋も一緒ですが薄く錆びてもコンクリートに打ち込まれるとコンクリがアルカリ性なので還元されて問題はなくなります。
ただし、浮いてるような酷い錆びは別ですので落とします。
鉄骨の橋とか良く塗り替えしてますよね?東京タワーやエッフェル塔は鉄骨が剥き出しですね。これらは雨が直接当りますし、ほっておくと表面で納まらずに内部にまで錆が進行してしまいます。
東京タワーもエッフェル塔も5年ごとにペンキを塗り替えて錆びによる強度低下を防いでいるそうです。ですので、錆が品質上問題ないわけではありませんので誤解は無いよう。
http://www.tokyotower.co.jp/333/07_secret/index_02_c.html
回答
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A
回答日時:
2008/11/28 21:29:16
先の方のおっしゃるように、最近の鉄骨は高力ボルトで鉄板を締め上げてつなぎます。
この鉄板同士が滑りにくくなるように、摩擦係数を上げられるかるい赤さびはOKです。
さびを滑り止めに使うことができるからです。ふつうの紙を二枚重ねていても滑りますが、サンドペーパー(爪ヤスリでも)のざらざら面をあわせると滑りにくくなります。この効果をさびに期待しています。
通常は構造材の厚みも十分ありますから、鉄骨の強度が足りなくなるほどさびてしまうことがないよう、考えてあります。
この鉄板同士が滑りにくくなるように、摩擦係数を上げられるかるい赤さびはOKです。
さびを滑り止めに使うことができるからです。ふつうの紙を二枚重ねていても滑りますが、サンドペーパー(爪ヤスリでも)のざらざら面をあわせると滑りにくくなります。この効果をさびに期待しています。
通常は構造材の厚みも十分ありますから、鉄骨の強度が足りなくなるほどさびてしまうことがないよう、考えてあります。
A
回答日時:
2008/11/28 21:11:52
今の鉄骨の立て方はハイテンションボルトという高圧で締め付けるボルトとスプライスプレートという部材により連結部を挟み錆びによる摩擦で強度が出るように計算されてます
なので錆は不可欠なんです。
なので錆は不可欠なんです。
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