教えて！住まいの先生

関西電力エリアにお住まいになっていて、現状、中部電力を使っているということですよね。おそらく、もう１件、質問を出している方だと思いますが、そちらは中部電力エリアにお住まいだと思い回答してしまっているのでちょっと誤った回答になってしまっています。

何点か、気づいたことを記載します。
①まず、電力自由化ですが、基本的にはどこの電力会社を利用するのも自由です。ただし、賃貸の契約条件があったりすればそれに従わなければならないのでそこは条件なのかお勧めなのかを大東建託に確認すればよいと思います。

②中部電力の関西電力エリア向けのプランは現在、新規受付停止中となっております。下記は中部電力のページになりますが、一番上にその旨の記載があります。
https://miraiz.chuden.co.jp/home/area/kansaiplan/index.html
ですので、仮に大東建託のほうで指定のプラン以外でもいいよというになったとしても新規受付は出来ません。ただ、現状、こちらのプランに入っているのであれば、継続という形で使うことができるかもしれませんので、そこは中部電力に問い合わせてみればよいと思います。

③中部電力の関西電力エリア向けプランは関西電力の従量電灯Aに対抗したプランで、従量単価の２段、３段が関西電力よりも１円くらい安くなっています。基本料金もなく、15kW以内の料金も安いです。ですので、基本料金と従量料金の合計は関西電力よりも安くなります。
ただし、燃料費調整単価に上限がありません。関西電力の従量電灯Aは法律で定められた規制プランですので燃料費調整単価の上限があります。
燃料費調整単価は去年の３月に上限を超えたまま、現在も上限を超えています。現在、１１月の燃料費調整単価まで発表されていますが、上限で止まっている関西電力の従量電灯Aと中部電力では単価に２円以上の差があります。ですので、基本料金＋従量料金で中部電力の方が安い部分はかき消されて、現在は関西電力の従量電灯Aの方が電気代は安いです。燃料費は少しずつ下がっていますので、このまま下がり続ければいずれ中部電力の方が安くなりますが、逆に燃料費が上がれば関西電力の方が安くなります。去年の春以前の燃料費が安定していた時期とは状況が異なるので注意が必要です。

④中部電力の関西電力エリア向けプランは６月に約款の変更を行い単価が以前とは変わっています。現状、関西電力の従量単価より１円程度安い単価です。したがって、燃料費調整単価が上限以下となり、燃料調整費は同額、基本料金と従量料金の差だけで電気代の差が決まるという時期が来たとしても質問者様の使用量で2,000円の差が付くことは無いと思います。
燃料調整費が同額の時の電気代ですが、
200kWh使用で中部電力の方が195円安い
300kWh使用で中部電力の方が334円安い
400kWh使用で中部電力の方が438円安い
500kWh使用で中部電力ほ方が522円安い
といった感じです。
2000円くらい安くなるのは使用量が2000ｋWhくらい使ったときになります。

⑤PINTは高いので選択肢に入れなくて良いと思います。

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関西電力でしょう。

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